...彼は会社の主位に就いた...
...彼女はグループの主位を取った...
...テニスコートで主位を取って勝利した...
...彼は主位の座を守った...
...主位はリーダーシップの責任を伴っている...
...独立した絵本と違って挿画は本文に従属するのみならず図柄の意匠配置等は通例作者の指揮に待つを常とするから画家は従位にあって主位に居るべきものではない...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...これは大阪は商人が経済界及び社会上の主位を占めて居り...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...やがて小山のごとき人はゆるやかに入りて主位につきぬ...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...其の使者の座席などは恆に外國の主位を占めたらしく...
内藤湖南 「聖徳太子」
...上滑(うわすべ)りな円滑を主位に置く社交とは全く別物なのです...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...極(きわ)めてあやふやな自分の直覚というものを主位に置いて...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...また寄宿舎でも軍隊生活を主位におくとか――すべてそう云った場合には多少この高圧的手段は免(まぬ)かれますまい...
夏目漱石 「私の個人主義」
...どうせこの寺に厄介(やくかい)になつてゐる雲水(うんすゐ)坊主位のものだらう...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...「悪」それが主位を占め...
松永延造 「職工と微笑」
...その遊びの中で主位を占めてゐたものは恋愛であつた...
アンリ・ド・レニエエ Henri de Regnier 森林太郎訳 「復讐」
...それはいたる所において主位にあるべきで...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...その播種量の主位にあるのは大豆で...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...ここに役者の「芸」が主位を占めるところの歌舞伎劇の他の方面がある...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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