...何しろ主人役が音頭(おんどう)をとって...
芥川龍之介 「片恋」
...主人役の奥さんから...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「幸福のうわおいぐつ」
...主人役の遠藤を捕へて...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...第一が主人役のルージェール伯爵だ...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...パウリスタへ集まつた学生達はいつ迄待つても主人役の二人が見えないので...
薄田泣菫 「茶話」
...主人役が神様に御相談をして出来上つた献立でも無かつたから...
薄田泣菫 「茶話」
...宴会といふのはマシウス教授が主人役で...
薄田泣菫 「茶話」
...其二人と小出幸十郎といふ一番年長らしい人が主人役らしく...
高濱虚子 「横山」
...自分が主人役となって御へんれいをいたそうと...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...法事の主人役は直造に廻つたのである...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...直造は主人役を買つて出たであらう...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...主人役の小西までが騒ぎ立つて...
坪内逍遙 「斎藤緑雨と内田不知菴」
...主膳は自分が主人役になって酒肴を開かせました...
中里介山 「大菩薩峠」
...殿様が御主人役で晴れの催しであるこの流鏑馬(やぶさめ)へ...
中里介山 「大菩薩峠」
...塩で揉んだばかりで干瓢がモー柔くなりました」お登和「それでは水で洗ってお鍋へ入れて煮て下さい」と自分こそ台所の主人役...
村井弦斎 「食道楽」
...そのときも主人役は許婚者の方がなさいますの...
山本周五郎 「いさましい話」
...四回とも松尾が主人役であり...
山本周五郎 「いさましい話」
...主人役がそんなことをしては悪い...
山本周五郎 「山彦乙女」
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