...しかし彼女の主なる興味は子供の世話にあつた...
エマ・ゴオルドマン 伊藤野枝訳 「子供の保護」
...そのうち主な欠点というのは...
海野十三 「火薬船」
...あんなにズタズタにひきさいてしまうほどのするどい爪のもち主なのだから...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...状態の分析ということが主なるしごととせられているようである...
津田左右吉 「歴史の学に於ける「人」の回復」
...政治のみが民族の生活の最も主な條件だと考へて居つた時代が過ぎ去つて...
内藤湖南 「近代支那の文化生活」
...その平民時代の平民の生活新樣式の主なるものはどうかといふと...
内藤湖南 「近代支那の文化生活」
...あの特有な輝きも主な原因はこの干渉の色であるということである...
中谷宇吉郎 「雑魚図譜」
...それが農業に物理学を導入し得なかった主な理由であろう...
中谷宇吉郎 「農業物理学夜話」
...「寄生虫」という言葉が病気の主なシンボルになったことは...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...いかなる凡庸でも長子より法主なくということになり...
長谷川時雨 「九条武子」
...読者が最小の困難および時間の消費でこの研究の本体に含まれる主な事実および結論を獲得できるためである...
アーサー・ヒル・ハッサル Arthur Hill Hassall, M.D. 水上茂樹訳 「食品とその混ぜ物処理」
...この連鎖の主な廉々(かど/\)は一...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
......
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...主な汽船会社の激烈な競争となりつつある矢先だった...
牧逸馬 「運命のSOS」
...此主なる三人を除く外...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...我々はこの世の主な煩(わずら)いから解き放たれてはいないのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...そう云っているうちにその田舎者が主な客になっていった...
山本周五郎 「新潮記」
...――天下一日も主なかるべからずと...
吉川英治 「源頼朝」
便利!手書き漢字入力検索