...お敏にとっては産土神(うぶすながみ)の天満宮の神主などは...
芥川龍之介 「妖婆」
...主な門を写生した(図279)...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...主な入り口からは屋根のあるポーチに通じ...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...この文章の気分の変転が主なる原因であることは争はれぬ...
田山録弥 「明治文学の概観」
...もし『古事記』もしくはその主なる材料となったものの外に...
津田左右吉 「日本上代史の研究に関する二、三の傾向について」
...その主なるものは上代史に関することであって...
津田左右吉 「日本歴史の研究に於ける科学的態度」
...自然科学(又数学の主な部分を含めてもいい)は一つのイデオロギー部門として相当遠距離にある上部構造にぞくするが...
戸坂潤 「技術の哲学」
...その主なるものは「社会民主主義の宗教」...
戸坂潤 「辞典」
...其の文明の建設者としての事業の中最も主なることに就いて茲に二三述べてみようと思ふ...
内藤湖南 「聖徳太子」
...其の主なる者は即ち卑彌呼 なり...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...自分が主な要素として這入(はい)っている事も認めていた...
夏目漱石 「道草」
...12本の静脈は2つの主な集合管で完結し...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...占領地の主な収容所をひと通り見ておかれるほうがいいでしょう...
久生十蘭 「ノア」
...怖いのは――それが主なのだ...
牧野信一 「途上日記」
...なぜなら小亀はげ亀梅坊主など私の終生尊敬脱帽してゐる名流諸芸人たちは...
正岡容 「異版 浅草燈籠」
...」と丸田は明朝になつて其の亭主なる男と必ず顔を合すことに今は幾分の好奇心を持ち得た...
宮地嘉六 「煤煙の臭ひ」
...とにかくそんな坊主なのだ...
吉川英治 「私本太平記」
...一族の主なる者、家士はことごとく、すでに門前に出て、年の順、身分の順に、出迎えの列をととのえている...
吉川英治 「新書太閤記」
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