...そは理性を享け有ちてすべての他のものの主たるべきものは未だこの全眷屬の中にあらざりき...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...リキエー軍に主たる者...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...是れ政府を世界とせる屬僚の盟主たるには最も適當なる人格にして...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...在野黨の盟主たる大隈伯に向ては...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...主たる神を愛するどころか...
永井隆 「この子を残して」
...それが主たる目的で...
中里介山 「大菩薩峠」
...薬餌をもって病を治することを主たる仕事としたもので...
中谷宇吉郎 「古代東洋への郷愁」
...不動産所有権の主たる目的物は土地であって...
穂積陳重 「法窓夜話」
...本著の主たる目的は...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...その人口を彼らの貧弱な生活資料の水準に抑止した主たる妨げである...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...その主たる結果が単に死亡率の増加に過ぎないことは...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...主たる原因であると考えざるを得ない...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...恐らくは下野国那須郡(なすごおり)大田原の城主たる宗家(そうか)ではなく...
森鴎外 「渋江抽斎」
...海と陸との主たるローマの民に仕返しをなすたよりを与えざりき...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...そうして技巧が主たるかぎり...
柳宗悦 「工藝の道」
...――すでに当山の座主たる者までが念仏門にひざまずき...
吉川英治 「親鸞」
...というのが主たる理由だったのだが...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「時間からの影」
...「春」という概念との結合関係のうちに主たる関心を持っているように見える...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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