例文・使い方一覧でみる「丹青」の意味
スポンサーリンク...彼は丹青を好んで学んでいる... 
...この絵は素晴らしい丹青技法で描かれている...
...丹青の才能を持った画家が多く集まる展示会だ...
...華麗な丹青技術で表現された風景画に感動した...
...彼女の丹青の技術は、その年代の女性としては非常に高水準だった...
...魂を彼のミケランジエロが世に罕（まれ）なる丹青の力もて此堂の天井と四壁とに現ぜしめたる幻界に馳せたり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...きかぬ気の小娘の丹青（マヽ）だ...
種田山頭火 「行乞記」
...初期の浮世絵師が日永にまかせて丹青の筆をこめたような...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...むつきの間から丹青の中に人となり...
中里介山 「大菩薩峠」
...丹青翰墨（たんせいかんぼく）の具まで備わらずということはありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...その道の丹青家をして垂涎（すいえん）せしめる...
中里介山 「大菩薩峠」
...丹青（たんせい）は画架（がか）に向って塗抹（とまつ）せんでも五彩（ごさい）の絢爛（けんらん）は自（おのず）から心眼（しんがん）に映る...
夏目漱石 「草枕」
...丹青会という字も...
夏目漱石 「三四郎」
...丹青（たんせい）の薄化粧を洗ひ落し...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...いささか丹青の通にあそぶ...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...まざまざと丹青（たんせい）の筆に描かれているのです...
柳宗悦 「民藝四十年」
...これらの絢爛（けんらん）たる丹青（たんせい）のなみの中からわきおこる琴曲の音いろと...
山本周五郎 「日本婦道記」
...その屍（しかばね）の姿を丹青（たんせい）に写し止（とど）め...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...丹青（たんせい）を按配しつつ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...それならば俺は一つその正反対の行き方でもって名を丹青（たんせい）...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...初期の浮世絵師が日永（ひなが）にまかせて丹青の筆をこめたような...
吉川英治 「江戸三国志」
...丹青（たんせい）すべて新しき城に坐して...
吉川英治 「黒田如水」
...金碧（きんぺき）や丹青（たんせい）の燦（かがや）くうちにただ一つある墨絵の一室――狩野永徳（かのうえいとく）が画くところという遠寺晩鐘図（えんじばんしょうず）の襖（ふすま）をめぐらした部屋の上段から大きく聞えた...
吉川英治 「新書太閤記」
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