...「丹後国は京都府の北部に位置している...
...「丹後国の特産品は穴子だ...
...「私の祖父は丹後国出身です...
...「日本の古い地名で、丹後国は今の京都府北部にあたる...
...「丹後国には美しい海岸線が沿っている...
...丹後の水江(みづのえ)とかいふところに実在してゐたやうである...
太宰治 「お伽草紙」
...丹後の濱においでになつてもらつても...
太宰治 「お伽草紙」
...いまひとりは式部の同役森岡丹後の三人の男の子の中の末子丹三郎とて十六歳...
太宰治 「新釈諸国噺」
...鞭(むち)を振り上げて丹後守を打とうとした時に...
中里介山 「大菩薩峠」
...丹波路何鹿(いかるが)の和知(わち)のみ溪の八十村に名に負ふ栗山いまだはやけむ丹後舞鶴の港より船に乘りて宮津へ志す眞白帆のはらゝに泛ける與謝の海や天の橋立ゆほびかに見ゆ二十三日...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...この人は丹後舞鶴の出身で明治十二年に神戸の兵庫県立病院附属医学校から転じて土佐高知の学校へ来られ...
牧野富太郎 「植物記」
...「初夏三日、与諸君取道湖西、抵越前角鹿津、与河池二君別、余輩経若狭、入丹後、観天橋、踰大江山帰、往来十有五日」と、樵歌に記してある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...久野は丹後の国において幽斎公に召し出され...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書」
...丹後には別に竹野郡乗原という部落に...
柳田国男 「雪国の春」
...「新発田尾張、新津丹後...
吉川英治 「上杉謙信」
...太守京極丹後守の座所には...
吉川英治 「剣難女難」
...――急使霧島六弥が仙石家の客分たる稀世の名剣客を招聘(しょうへい)して来たと見える――京極丹後守の前には汗みどろになった霧島六弥が復命をしていた...
吉川英治 「剣難女難」
...今に見よ京極丹後守...
吉川英治 「剣難女難」
...それを頼んで執拗(しゅうね)く掛け合いに参ったのは丹後守の反間苦肉じゃ...
吉川英治 「剣難女難」
...当の玄蕃めは既に昼のうちに丹後守の屋敷へ移っているのではないかと考えられまする」「言語道断...
吉川英治 「剣難女難」
...細川藤孝(ふじたか)を副将として、丹波、丹後の敵性を、一城一城、攻め陥(おと)して行ったのである...
吉川英治 「新書太閤記」
...――丹波、丹後、そのほか畿内(きない)も、住むにはもう安心だが、陽陰(ひかげ)と陽なたほどな違いがある」と、いうのである...
吉川英治 「新書太閤記」
...三箇を守ってくれた若江城のシメアン丹後は...
和辻哲郎 「鎖国」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??