...丸鑿で木を削るのが大変だった...
...丸鑿を使うと、細かいところまで削りやすい...
...丸鑿で穴を開ける時は、角度が重要だ...
...この丸鑿は大工の祖父が使っていたものだ...
...彼は丸鑿をうまく扱える職人だ...
...丸鑿(まるのみ)は...
高村光太郎 「回想録」
...何処にも丸鑿を使った形跡がない...
高村光太郎 「回想録」
...丸鑿など思いもよらなかったのだろうと思う...
高村光太郎 「回想録」
...丸鑿の使い始めは乾漆像製作の際から起ったのではないかと考える...
高村光太郎 「回想録」
...木彫の場合にもその柔い感じを出そうとして丸鑿を使い出したものだろうと推測するのである...
高村光太郎 「回想録」
...丸鑿は天平になると使い出し...
高村光太郎 「回想録」
...丸鑿というのは丸くしゃくれるから...
高村光太郎 「回想録」
...江戸時代になると丸鑿の弊害は極端で...
高村光太郎 「回想録」
...神護寺の薬師になると丸鑿の絶頂なのだ...
高村光太郎 「回想録」
...丸鑿でしゃくってあるけれども非常に謹んで使っていて決してやり過ぎていない...
高村光太郎 「回想録」
...丸鑿でなければ出来ないことだけを実に有効にやっている...
高村光太郎 「回想録」
...襞(ひだ)を丸鑿で木を深く削り込んで彫ってゆく意味がはっきり把(つか)んである...
高村光太郎 「回想録」
...顔のようなところには肉を減らさない為に丸鑿は使わず...
高村光太郎 「回想録」
...其丘阜を丸鑿で刳りとつたやうな小さな入江が穿たれてある...
長塚節 「隣室の客」
...そこで大きな丸鑿(まるのみ)で眼をこじあけ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...丸鑿(まるのみ)と金槌(かなづち)と砿石(いし)を入れる革袋を持ち毎日暗いうちから山へ登って行く...
山本周五郎 「藪落し」
...腰へ丸鑿と金槌を入れた革袋をさげ...
山本周五郎 「藪落し」
...胆石病の痛みは丸鑿(まるのみ)で揉(も)まれるようだ...
山本周五郎 「雪の上の霜」
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