...彼女には心を丸裸にされた気分だ...
...彼が私の弱みをついて、私を丸裸にしてしまった...
...犯罪者のアカウントを調べ、その素性を丸裸にする...
...彼女の愛情表現は常に素直で、感情を丸裸にしている...
...私たちはこの問題を丸裸にして、解決策を見出す必要がある...
...奥地へ入って見ると、衣服は何か重大なことがある時にのみ使われるらしく、子供は丸裸、男もそれに近く、女は部分的に裸でいる...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...丸裸にして調べるのじゃ」「それは又何故に」「ええ...
江見水蔭 「怪異黒姫おろし」
...男子はアダム以前の丸裸...
寺田寅彦 「海水浴」
...丸裸のアダムに飼いならされた太古の野猫(やびょう)のある場合の挙動の遠い遠い反響が今目前に現われているのではないかという幻想の起こることもあった...
寺田寅彦 「備忘録」
...飾りつけのしてない丸裸の部屋の中に這入っていった...
コナンドイル Arthur Conan Doyle 三上於莵吉訳 「株式仲買店々員」
...上(うへ)の方には丸裸(まるはだか)の骨許(ほねばかり)残つた所に...
夏目漱石 「それから」
...鎧も脱いで丸裸になって城壁の裏(うち)に仕掛けたる...
夏目漱石 「幻影の盾」
...帆装の基本を失って丸裸になり...
久生十蘭 「海難記」
...夫雀哀しんで自ら羽を抜き丸裸になってピパル樹に栖(とま)り哭(な)く...
南方熊楠 「十二支考」
...ある者は丸裸で外へ飛び出した...
武者金吉 「地震なまず」
...一々その丸裸の土人たちに鉢巻をとってお辞儀をしている...
柳田国男 「故郷七十年」
...丸裸にして尻を打ったという...
柳田国男 「年中行事覚書」
...蓬々(ぼうぼう)と生(は)やした原始人そのままの丸裸体(まるはだか)で...
夢野久作 「キチガイ地獄」
...丸裸体(まるはだか)のまま遊び戯(たわむ)れている姿を...
夢野久作 「キチガイ地獄」
...揃いも揃った赤い湯もじ一貫の丸裸体(まるはだか)で髪をオドロに振乱しているのには仰天した...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...イキナリ私を引っ捉えてクルクルと丸裸体(まるはだか)にして...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...抓(つま)んでは棄てております……かと思うとアレ……あの通り帯を解いて丸裸体(まるはだか)になりまして...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...やはり丸裸体(まるはだか)のまま...
夢野久作 「一足お先に」
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