...彼女には心を丸裸にされた気分だ...
...彼が私の弱みをついて、私を丸裸にしてしまった...
...犯罪者のアカウントを調べ、その素性を丸裸にする...
...彼女の愛情表現は常に素直で、感情を丸裸にしている...
...私たちはこの問題を丸裸にして、解決策を見出す必要がある...
...彼の丸裸を指差して笑っている連中もあった...
相馬泰三 「六月」
...丸裸の身体にぼろ毛布をまきつけられて...
相馬泰三 「六月」
...樽の中に丸裸の男が入れてある...
高見順 「いやな感じ」
...自分の知っている老人で七十余歳になってもほとんど完全に自分の歯を保有している人があるかと思うと四十歳で思い切りよく口腔(こうこう)の中を丸裸にしている人もある...
寺田寅彦 「自由画稿」
...三日たつと丸裸だったが...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...此の中には日本人が丸裸になつてから發見した所の文化的要素のみを見はしては居りません...
内藤湖南 「日本國民の文化的素質」
...丸裸の男の児が駈けて来る...
中島敦 「狼疾記」
...「貴様たちが丸裸にしたんだろう...
葉山嘉樹 「淫賣婦」
...次の番!」待ってましたとばかりに久慈恵介はすっぽり丸裸になり...
本庄陸男 「白い壁」
...丸裸体(はだか)のまま表に飛出して大勢の者を睨み付けますと...
夢野久作 「豚吉とヒョロ子」
...夫雀哀しんで自ら羽を抜き丸裸になってピパル樹に栖(とま)り哭(な)く...
南方熊楠 「十二支考」
...惑わされて禁果を吃(く)うとその皮たちまち堕ち去り丸裸となり...
南方熊楠 「十二支考」
...丸裸かになって帰って来ましたっけよ...
三好十郎 「樹氷」
...丸裸で逃げ出した女たちのことも後になって養母から聞かされた話で...
武者金吉 「地震なまず」
...一々その丸裸の土人たちに鉢巻をとってお辞儀をしている...
柳田国男 「故郷七十年」
...揃いも揃った赤い湯もじ一貫の丸裸体(まるはだか)で髪をオドロに振乱しているのには仰天した...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...丸裸体(まるはだか)にして仰向けに寝かしてありまして...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...やはり丸裸体(まるはだか)のまま...
夢野久作 「一足お先に」
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