...西瓜は丸くて小さく...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...こんなに広い海の真ン中で、果して釧路丸が発見(みつ)かるだろうか? その予想は見事に当って、隼丸は、そのまま緊張した永い時間を過すのだった...
大阪圭吉 「動かぬ鯨群」
...諭吉(ゆきち)たち咸臨丸(かんりんまる)の一行(こう)は...
高山毅 「福沢諭吉」
...両者の間が丸で何等の交渉もないもののようだった...
豊島与志雄 「楠の話」
...それで兵主といふものは強ち丸で武の方に關係がないといふことは言へませぬ...
内藤湖南 「近畿地方に於ける神社」
...さア丸が尽きさうなぞと...
楢崎龍、川田雪山 「千里駒後日譚」
...おなじく天魔太郎に負かされた妖術使いの猫間犬丸が...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...居城修復のため、江戸から神田末広町の棟梁(とうりょう)柏木藤兵衛(かしわぎとうべえ)という、有名な城大工を国許まで呼び寄せ、濠(ほり)、石垣から、三の丸、二の丸、本丸の絵図面を引かせ、その上、厳重にも厳重を極めた、修復の原案を書き加えて、家老石津右門、藤兵衛と一緒に絵図面を携えて江戸表に着いたのは四五日前のことでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...あとは判りません」丸々と肥った可愛らしい娘ですが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――でもゆうべ丸窓から入ったのも...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...丸窓は滅多に開けたこともありません」「――」それは若い娘のたしなみだつたでせう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...――さながら物に脅えた病み猫のごとく背中を丸め...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...勝則と光丸とは、曲り角などに来ると、ときどき、立ちどまった...
火野葦平 「花と龍」
...それが梁のやうに組み合はした丸太で圍まれてゐました...
堀辰雄 「匈奴の森など」
...「先生」 の後ろに丸(まる)くなっていた罪人(ざいにん)にとびかかって行きそうにした...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...わが国でも下人(げにん)を某丸と呼ぶ例で猴を猴丸と呼んだ...
南方熊楠 「十二支考」
...吉良家の家臣の丸山清右衛門が...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...天幕の中に唯だ一つ吊るされた丸型のランプ...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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