...里見の天海(てんかい)たる丶大(ちゆだい)や防禦使の大角(だいかく)まで引っ張り出して幕下でも勤まる端役を振り当てた下(した)ごしらえは大掛りだが...
内田魯庵 「八犬伝談余」
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内田魯庵 「八犬伝談余」
...肉の字には一つ丶(ちよぼ)が足らぬに非ずや』と云はれて...
大町桂月 「夜の高尾山」
...○や丶のついたその歌集の草稿を見せられたこともあったし...
徳田秋声 「仮装人物」
...町會より紙幣に貼る印紙(一人に付百圓ヅ丶)を配布す...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...ボタンやヤマモ丶や...
林芙美子 「浮雲」
...その弟の丶人(ちゅじん)その遺子木公(もっこう)と共に近頃わが病床を訪づれて...
正岡子規 「病牀六尺」
...罪人の眼の前にて鑓(やり)先をチヤリ丶/\と打ち合はし脅やかす...
夢野久作 「白くれない」
...上の方で「アハ丶丶丶丶」と笑ひ聲がするので...
吉江喬松 「山岳美觀」
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