...串柿などの類(たぐひ)である...
芥川龍之介 「芋粥」
...大きな串柿(くしがき)が載せてあって...
徳田秋声 「新世帯」
...丁度霜が二三度おりた頃で宅地へなつた柿で串柿を拵へて日南の壁へ吊したのがあつた...
長塚節 「芋掘り」
...串柿は下で胡麻の殼を焚けばいつの間にか落ちて了ふといふので或夜そつと其串柿を外して散々いぶして復たそつと掛けて置いた...
長塚節 「芋掘り」
...柿はその実の干したものすなわち串柿などを用いるが...
牧野富太郎 「植物記」
...蝮蛇に螫(さ)されたるには年始に門松に付けたる串柿を噛み砕いて付けてよしと出づ...
南方熊楠 「十二支考」
...串柿二つ蜜柑二つを供するのを...
柳田國男 「食料名彙」
...大根や串柿と同樣に...
柳田國男 「食料名彙」
...串柿(くしがき)二つ蜜柑(みかん)二つを供するのを...
柳田國男 「食料名彙」
...大根や串柿と同様に...
柳田國男 「食料名彙」
...串柿(くしがき)や瓜(うり)など喰べて...
吉川英治 「新書太閤記」
...一本の串柿(くしがき)を...
吉川英治 「源頼朝」
...串柿を横ざまに持ちこんで...
吉川英治 「源頼朝」
...串柿を持って来た農家へ戻って...
吉川英治 「源頼朝」
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