...「中頃に会おうね...
...「彼女は中頃に車を追いかけていた...
...「彼は中頃に歌を歌い始めた...
...「中頃で話を切り上げるつもりはなかった...
...「中頃の時間帯は混雑するから気をつけて...
...しかしローレンツは一八九〇年代の中頃に...
アルベルト・アインスタイン 石原純訳 「相対性理論」
...一昨年の八月中頃...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...季節は十月の中頃であるのに...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「成仙」
...貴須王が中頃の王でえらく仕事をしたといふに過ぎませぬけれども...
内藤湖南 「近畿地方に於ける神社」
...中頃少し調子が変だなと思いながら...
中里介山 「大菩薩峠」
...欄干と水肌とのちょうど中頃にブラ下がっていた死体は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...彼は真夜中頃に突然目がさめた...
浜尾四郎 「夢の殺人」
...真夜中頃に城壁から上がる合図を待っている...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「道化玉座」
...埋葬以上に出ずる出生の超過をして現世紀の中頃よりもエリザベス女王の末期において当然より大ならしめるべきこの大原因の外に...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...十五世紀中頃に、フランドルのブルウジュは、ヨオロッパの北方と南方との間の貿易の大集散地であった...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...……ちょうど二月の中頃にもなっていた...
水野葉舟 「北国の人」
...しかし『尹文子(いんぶんし)』に周人鼠のいまだ(せき)(乾肉)とされないものを璞(はく)というとあるそうだから考えると、『徒然草』に名高い鰹同前、最初食用され、中頃排斥され、その後また食わるるに及んだものか...
南方熊楠 「十二支考」
...もしも中頃から発達して来たものならば...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...しかし明治の中頃まではやはり一般には下司なものと見縊(みくび)られてピーピー...
山本笑月 「明治世相百話」
...明治の中頃までは踊の師匠や町内の若衆...
山本笑月 「明治世相百話」
...その月の中頃の、或る天気のいい日曜の朝早くであった...
夢野久作 「鉄鎚」
...十月の中頃には上京しようと思つてゐます...
横光利一 「書翰」
...それは九月の中頃から十月の初旬までで...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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