...「中頃に会おうね...
...「彼女は中頃に車を追いかけていた...
...「彼は中頃に歌を歌い始めた...
...「中頃で話を切り上げるつもりはなかった...
...「中頃の時間帯は混雑するから気をつけて...
...しかしローレンツは一八九〇年代の中頃に...
アルベルト・アインスタイン 石原純訳 「相対性理論」
...中頃まで下りて来て...
石川欣一 「比島投降記」
...真ん中頃に二カ所どす黒くコチコチに乾干(ひか)らびた...
橘外男 「蒲団」
...然るに唐の中頃から古來の注疏に疑を挾み...
内藤湖南 「概括的唐宋時代觀」
...大體支那の經學は唐の中頃より自由討究の風起り...
内藤湖南 「尚書稽疑」
...そのうちに八月中頃になって...
中谷宇吉郎 「寺田寅彦の追想」
...この秋の中頃、故有島武郎氏の旧(もと)の農場を訪ねた時のことである...
中谷宇吉郎 「農業物理学夜話」
...最後にローマに現れたのは紀元前八世紀の中頃で...
野上豊一郎 「パラティーノ」
...明治中頃に重野安繹(しげのやすつぐ)という学者があった...
野村胡堂 「随筆銭形平次」
...丁度眞ん中頃へ來た時...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...中頃は家の身代(しんだい)に眼をつけて来たと疑いが起り...
長谷川伸 「瞼の母 二幕六場」
...その年の十一月の中頃...
久生十蘭 「南極記」
...十五世紀中頃に、フランドルのブルウジュは、ヨオロッパの北方と南方との間の貿易の大集散地であった...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...しかし『尹文子(いんぶんし)』に周人鼠のいまだ(せき)(乾肉)とされないものを璞(はく)というとあるそうだから考えると、『徒然草』に名高い鰹同前、最初食用され、中頃排斥され、その後また食わるるに及んだものか...
南方熊楠 「十二支考」
...ゆえにその開発はすこぶる遅緩でついに徳川中頃に至って江戸の力をもってこれをなし遂げた...
柳田國男 「地名の研究」
...名作の袋物今も目に残る御用品の煙草入れ江戸趣味の名残りとして明治の中頃までは袋物に凝る人が多かった...
山本笑月 「明治世相百話」
...十月の中頃には上京しようと思つてゐます...
横光利一 「書翰」
...一昨日(をとゝひ)は巴里(パリイ)の好事家(かうずか)が大勢寄つて二月の中頃までルウヴル博物館の傍(そば)で公開する装飾美術展覧会を訪(と)うたが...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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