...「中頃に会おうね...
...「彼女は中頃に車を追いかけていた...
...「彼は中頃に歌を歌い始めた...
...「中頃で話を切り上げるつもりはなかった...
...「中頃の時間帯は混雑するから気をつけて...
...米は中頃(なかごろ)六国借款から脱盟したが...
大隈重信 「三たび東方の平和を論ず」
...とうとう空地の真中頃まで来ると...
大阪圭吉 「寒の夜晴れ」
...同じ鉄棒の中頃へ引っ掛けた...
大阪圭吉 「気狂い機関車」
...フォッカアユニバアサル機の方に歩いて行く途中頃で...
大庭武年 「旅客機事件」
...真夜中頃に信一の狼が襲って来て...
谷崎潤一郎 「少年」
...貴須王が中頃の王でえらく仕事をしたといふに過ぎませぬけれども...
内藤湖南 「近畿地方に於ける神社」
...そのロムルスに依っての最初の民族的結合は紀元前八世紀の中頃で...
野上豊一郎 「パラティーノ」
...その晩、眞夜中頃...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...まだ中頃のが足揃いをしている...
長谷川時雨 「大丸呉服店」
...勢い明治初年から中頃までは...
長谷川時雨 「明治美人伝」
...中頃に至ッて……フト黙して考えて……また読出して……また黙して……また考えて……遂(つい)に天を仰いで轟然(ごうぜん)と一大笑を発した...
二葉亭四迷 「浮雲」
...この世紀の中頃に比較して後期の健康状態が増進したという一般に認められている事実により...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...七月八月九月の中頃まで私がいないと...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...中頃は大きな泡が段々小さくなって小さい泡ばかりになります...
村井弦斎 「食道楽」
...明治の中頃までは...
山本笑月 「明治世相百話」
...五月の中頃過ぎに日本から妻が巴里(パリイ)へ来たので...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...中頃は賀西(かさい)の北条寺や書写山(しょしゃざん)にも数年(すねん)いて...
吉川英治 「私本太平記」
...翌一五三三年二月中頃カハマルカに入った...
和辻哲郎 「鎖国」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??