...今までも中途で切った方が...
芥川龍之介 「奇遇」
...止むなく中途で見棄てて了(しま)わねばならぬ人物は沢山ある...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...手繰りかけた心の絲を中途で見失ふのがいやな心持であつた...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...とうとう中途で見失ってしまったが...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...ひとたび引受けたら中途で曖昧(あいまい)に終る事の出来ないのが井上侯の美なる性質である...
大隈重信 「新島先生を憶う」
...こうして将来ある青年をあたら中途で堕落させたことも幾度か...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...たとえ中途で事業に蹉跌することがあっても...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...さらに階下の自分の部屋へ降りる階段の中途で堀木は立ち止り...
太宰治 「人間失格」
...事情のために高等師範を中途で退學して...
恒藤恭 「學生時代の菊池寛」
...ところが梯子の中途では...
夏目漱石 「坑夫」
...態度が中途で代る事もあり得ます...
夏目漱石 「創作家の態度」
...敬太郎(けいたろう)が梯子段の中途で...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...七年前に死んだ、親父の形見の褌なんざ、親孝行の旗幟(はたじるし)にもならないぜ」平次は無駄を言ひ乍ら、上から下へ、梯子段を拭いて居りましたが、中途で立止つて、階下の灯に透(すか)しました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...どうかした調子に中途で収まりさうになると...
牧野信一 「秋晴れの日」
...中途ですっかり着物を直して盲腸のときの腹帯をしました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...中途で遷化(せんげ)した和尚の姿を借りて...
柳田国男 「山の人生」
...その中途でとつぜん吐血をし...
山本周五郎 「花も刀も」
...わたしは、中途で、通りの真中へ彼を置き去りにした...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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