...もう中葉に入ったから、暑い日が続くよ...
...彼の時代は中葉、時代に大きな変化があったと言われる...
...今日は中葉のテストだから、勉強したことを忘れないで...
...早く中葉に進んで、新しいお話を始めた方がいいね...
...春から夏にかけてが中葉だけど、秋から冬にかけての方が好き...
...十六世紀の中葉、ニコツト大使の職を帯びて西班牙(スペイン)に派遣せらるるや、フロリダ渡来の葉煙草を得て、その医療に効あるを知り、栽培(さいばい)大いに努めしかば、一時は仏人煙草を呼んでニコチアナと云ふに至りしとぞ...
芥川龍之介 「骨董羹」
...實際十九世紀の中葉等にくらべれば...
阿部次郎 「合本三太郎の日記の後に」
...十七世紀中葉以後わが国に知られたばかりであるから...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...明治中葉の画壇に一新気運を喚起した後...
岡倉由三郎 「茶の本」
...これは寸分たがわず中葉期における...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...十九世紀中葉の古典学者にして珍本蒐集家でもあつたエドゥワアル・フウルニエが著はした『史的文学的雑録』(一八五五年)といふ書物がある...
辰野隆 「書狼書豚」
...かえってずっと古い昔には民衆的であったかと思われる短歌が中葉から次第に宮廷人の知的遊戯の具となりあるいは僧侶(そうりょ)の遁世哲学(とんせいてつがく)を諷詠(ふうえい)するに格好な詩形を提供していたりしたのが...
寺田寅彦 「日本人の自然観」
...十九世紀の中葉、十三の少女は、ルールドの洞窟の中で、聖母の姿を見た――白衣をまとい、青い帯をしめ、念珠を帯にさげ、異様な光輝にかこまれていた...
豊島与志雄 「幻覚記」
...ところで、こういう風に述べると、如何にも現代のことのようであるが、右の話は実は、十五世紀の中葉、ヴェニスの航海者サ・ダ・モストが、旅行記のなかに書いてるものである...
豊島与志雄 「「沈黙」の話」
...」第三編 プリューメ街の家一 秘密の家十八世紀の中葉には...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...後漢の中葉、西洋紀元一世紀の終り頃に出來たものである...
内藤湖南 「支那目録學」
...大正中葉から昭和にかけて社会問題...
中井正一 「調査機関」
...闘牛が今日の形式の演技に完成されたのは十八世紀の中葉だとあるが...
野上豊一郎 「闘牛」
...十九世紀の中葉にフランスの政府が悪魔のように恐れた猛烈な社会主義者であるが...
平林初之輔 「雑文一束」
...十六世紀中葉のリヨンの閨秀詩人ルイズ・ラベの遺せる二十四篇のソネット(Die vierundzwanzig Sonette der Louze Lab)を譯す...
堀辰雄 「リルケ年譜」
...高利貸資本を蓄積して徳川中葉から経済力を充実させて来た大阪や江戸の大町人が...
宮本百合子 「偽りのない文化を」
...そのころ例の岩谷松平氏も年中葉巻をくわえていたが...
山本笑月 「明治世相百話」
...年中葉の黄ばむことがなかつた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
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