...もう中葉に入ったから、暑い日が続くよ...
...彼の時代は中葉、時代に大きな変化があったと言われる...
...今日は中葉のテストだから、勉強したことを忘れないで...
...早く中葉に進んで、新しいお話を始めた方がいいね...
...春から夏にかけてが中葉だけど、秋から冬にかけての方が好き...
...十六世紀の中葉、ニコツト大使の職を帯びて西班牙(スペイン)に派遣せらるるや、フロリダ渡来の葉煙草を得て、その医療に効あるを知り、栽培(さいばい)大いに努めしかば、一時は仏人煙草を呼んでニコチアナと云ふに至りしとぞ...
芥川龍之介 「骨董羹」
...十七世紀の中葉に国家再興を企ててシナ本国から起こった明朝(みんちょう)は内紛のために悩まされ...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...この絵の中に現れているこの建物を! ことごとく羅馬中葉期市街の真景であります...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...すなわち古羅馬中葉期における羅馬の都会建築は...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...さて中葉期でも何種族に属する人々であろうかは...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...十九世紀中葉の古典学者にして珍本蒐集家でもあつたエドゥワアル・フウルニエが著はした『史的文学的雑録』(一八五五年)といふ書物がある...
辰野隆 「書狼書豚」
...――「十七世紀中葉以来の殆んど凡ての大数学者たちは...
戸坂潤 「技術の哲学」
...ところで、こういう風に述べると、如何にも現代のことのようであるが、右の話は実は、十五世紀の中葉、ヴェニスの航海者サ・ダ・モストが、旅行記のなかに書いてるものである...
豊島与志雄 「「沈黙」の話」
...」第三編 プリューメ街の家一 秘密の家十八世紀の中葉には...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ところが十八世紀の中葉頃に...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...それが中葉以後には...
内藤湖南 「支那史學史概要」
...闘牛が今日の形式の演技に完成されたのは十八世紀の中葉だとあるが...
野上豊一郎 「闘牛」
...紀元前六世紀の中葉即ち第二十七王朝から最後の第三十王朝の間へかけてペルシアの侵略があり...
野上豊一郎 「七重文化の都市」
...近江と共に鎌倉中葉以後のことであつたのは...
原勝郎 「鎌倉時代の布教と當時の交通」
...道光の中葉以降、泰西各国の船舶、中国の近海に横行し、後、長江に闖入(ちんにゅう)せりといえども、その求めんと欲する所は、通商口岸の一事に過ぎず、何ぞあえて土地を利せんとするにあらんや...
日野強 「新疆所感」
...前世紀(訳註――十八世紀)中葉以降の死亡率の漸減は...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...高利貸資本を蓄積して徳川中葉から経済力を充実させて来た大阪や江戸の大町人が...
宮本百合子 「偽りのない文化を」
...年中葉の黄ばむことがなかつた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
便利!手書き漢字入力検索