...私の祖父は中老でした...
...彼はいつまでも中老のままでいるつもりだ...
...会社には中老が三人います...
...中老の立場から見れば、彼らの若さと無鉄砲さが気になる...
...彼女は選挙後に中老になることが決まっている...
...班(はん)中老に列す...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...先刻来ていた中老の男は...
豊島与志雄 「どぶろく幻想」
...まだ五十になったばかりの中老人ですが...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...「お首領(かしら)は大奥の中老...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...この中老人の額を曇らせます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...居候並に扱われている音松という中老人でした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...用人あがりの中老人...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...主人の丹右衞門が四十七八といふ中老のくせに...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...江戸つ兒らしい氣前の良い中老人で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...どうしても受取れないほどの物柔(ものやはら)かな中老人だつたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...中老たちに対して...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...中老になっていた人である...
森鴎外 「渋江抽斎」
...中老職として恥ずかしからぬよう行状を改めてもらいたい...
山本周五郎 「古今集巻之五」
...たとえ中老任命が延びたにもせよ...
山本周五郎 「古今集巻之五」
...その中老の人の濡れた衣服の水を払いながら...
山本周五郎 「新潮記」
...江戸の上屋敷でたびたび会ったことがある、中老格で、慥かずっと馬廻り支配をしていた筈だ...
山本周五郎 「泥棒と若殿」
...中野中老の息子大八郎と...
山本周五郎 「ひとごろし」
...全身に黥(いれずみ)したる中老人が竹箒を荷(かつ)ぎて本堂の前を浄め居り...
夢野久作 「白くれない」
便利!手書き漢字入力検索