...四国路や中国路まで興行に出かけるのであるが...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...サゴヤ佐五郎は旅支度と早足なら誰にも負けぬと平生(いつも)から自慢にしております」「ウーム……」しかし中国路に這入った平馬は又も...
夢野久作 「斬られたさに」
...遷幸(せんこう)の途中にあたる中国路方面のけわしい情勢を聞きえている...
吉川英治 「私本太平記」
...堺あたりから、中国路の備前、備中などへは一衣帯水(いちいたいすい)の近くである...
吉川英治 「私本太平記」
...みかどの旅は中国路の奥へ入ってしまうのである...
吉川英治 「私本太平記」
...中国路へかかるは必定(ひつじょう)...
吉川英治 「私本太平記」
...後醍醐の輦輿(れんよ)がこの中国路の目のさきを越えて行く――...
吉川英治 「私本太平記」
...うしろの中国路で敵に見事遮断されていたのである...
吉川英治 「源頼朝」
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