...坂崎出羽守と本多中務(ほんだなかつかさ)と...
中里介山 「大菩薩峠」
...中務卿それはどんな術をなさるとも勝手です...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...中務省(なかつかさしょう)の方へと...
吉川英治 「私本太平記」
...中務ノ宮は、奈良街道をふたたび馬にムチ打って、南都東南院の法務聖尋(しょうじん)の許へ、夜来(やらい)のてんまつ、並びに、勅のお旨をつたえに馳せた...
吉川英治 「私本太平記」
...一ノ宮中務(なかつかさ)の尊良(たかなが)の顔もあった...
吉川英治 「私本太平記」
...中務(なかつかさ)ノ宮(尊良(たかなが)親王)は...
吉川英治 「私本太平記」
...平手中務(ひらてなかつかさ)...
吉川英治 「新書太閤記」
...少しも沁々(しみじみ)とは聞かないのであったが、平手中務は、それこそ彼自身が、念仏を申すように、「亡きお父上備後守様の御生涯をよう思い遊ばせや、この尾張八郡をお伝え遊ばすには、朝(あした)に北境(ほっきょう)の敵と戦い、夕べには東隣の国境に征馬をお向けなされ、ひと月のうち、具足を解いて、安々と、お子たちの中にさざめいてお暮し遊ばした日は、幾日とてもござりませぬ...
吉川英治 「新書太閤記」
...信長の幼少から守役(もりやく)の平手中務が...
吉川英治 「新書太閤記」
...そちも父の中務(なかつかさ)ほどな士(さむらい)になったら...
吉川英治 「新書太閤記」
...「……さては、それで」と、中務は、初めて解けたが、さてさて、困ったものと、当惑の顔いろだった...
吉川英治 「新書太閤記」
...主君と中務父子(おやこ)の間は...
吉川英治 「新書太閤記」
...すると、中務は、「そうか...
吉川英治 「新書太閤記」
...平手中務の自害は...
吉川英治 「新書太閤記」
...――今となれば、中務を死なせて口惜しゅう思う」信長は、落涙して、しばらく黙っていたが、「いやいや、中務を自害させ、そちをも、謀叛人(むほんにん)にいたしたは、皆、信長が不徳というものじゃ...
吉川英治 「新書太閤記」
...老臣の平手中務政秀(ひらてなかつかさまさひで)は...
吉川英治 「新書太閤記」
...六中務(なかつかさ)省へ...
吉川英治 「親鸞」
...信長(のぶなが)の傅役(もりやく)平手中務(ひらてなかつかさ)の忠諫(ちゅうかん)にならって...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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