...「中入りのケーキを買いに行く...   
...「中入りのメダルを手にした選手たちはうれしそうだった...   
...「将棋で中入りを指すのは難しい...   
...「中入りのサンドイッチを注文した...   
...佐久間玄蕃(さくまげんば)が中入(なかいり)の懈怠(けたい)のためか...   
泉鏡太郎  「麻を刈る」 
...その反対の方に沈んで其処には太陽が夜中入つて隠れてゐる深い井戸があるんだと思つてゐました...   
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」 
...中入になつてから「どこがいゝの」と細君は冷淡に言つた...   
高濱虚子  「俳諧師」 
...その夕(ゆうべ)中入(なかいり)も早や過ぎし頃ふとわれは聴衆の中にわが身と同じく黄いろき顔したる人あるを見しが...   
永井荷風  「書かでもの記」 
...中入の時、宗助は御米に、「どうだ、もう帰ろうか」と云い掛けた...   
夏目漱石  「門」 
...中入(なかいり)の時(とき)...   
夏目漱石  「門」 
...怨めしいほど早く中入りの時刻は過ぎた...   
正岡容  「小説 圓朝」 
...中入り過ぎに寅子のチョボで...   
正岡容  「随筆 寄席風俗」 
...が――中入近くに入って行ったその寄席の高座ではフロックを着たノッポの男がカードの手品を見せていた...   
正岡容  「寄席行燈」 
...御中入之節御樂屋に而(て)...   
森鴎外  「壽阿彌の手紙」 
...ヘビノロウソク    加賀能美(のみ)郡キツネロウソク    能登鹿島郡キツネノロウソク   越中入善(にゅうぜん)筆も蝋燭も田舎に知られたのは古いことでないから...   
柳田國男  「野草雑記・野鳥雑記」 
...和洋中入交りのごった返し...   
山本笑月  「明治世相百話」 
...中入(なかいり)です...   
吉川英治  「江戸三国志」 
...だれにでもないけれど」短い中入の時間はもう過ぎたと見えまして...   
吉川英治  「江戸三国志」 
...中入(なかい)りの敵勢は...   
吉川英治  「新書太閤記」 
...「すでに、中入りの一戦は、指揮進退、玄蕃に御一任くだされたこと...   
吉川英治  「新書太閤記」 
...間道より中入りを遂げ...   
吉川英治  「新書太閤記」 
...玄蕃允(げんばのじょう)の“中入り”による支隊の戦闘が...   
吉川英治  「新書太閤記」 
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