...この年の暑中休みには家に帰らなかった...
伊藤左千夫 「野菊の墓」
...だから訊問も捜査も一応中休みとして...
海野十三 「地獄の使者」
...銘々の階段の中休み段に銘々の塵芥を山のように積み重ねておき...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...彼女は年から年中休みなしに何かしら働いてゐた...
徳田秋聲 「余震の一夜」
...然しパパイヤは一年中休みなくその結実成熟の工程を続ける...
豊島与志雄 「台湾の姿態」
...それなり中休みをしていたのである...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...一時中休みをした都新聞紙上へ松岡俊三君の斡旋でまた書き出したように覚えている...
中里介山 「生前身後の事」
...注文通りに行った小野さんは中休みに一二歩前へ移す...
夏目漱石 「虞美人草」
...事実の大局から云えば活力を吾好むところに消費するというこの工夫精神は二六時中休みっこなく働いて...
夏目漱石 「現代日本の開化」
......
野口雨情 「未刊童謡」
...中休みをせずに話して了へ」「若樣の林太郎樣は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...これは中休みと子細(わけ)ありげに言はれて...
樋口一葉 「たけくらべ」
...これは中休みと子細(わけ)ありげに言はれて...
樋口一葉 「たけくらべ」
...ここでちょっと中休みをしてようすを見る...
久生十蘭 「新西遊記」
...茶屋で中休みしている間にも...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...春日(かすが)への中休みの宇治での遊び心のような恋文(こいぶみ)を送って来る程度にとどまり...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...そこには長い中休みがある...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...リスボンをその中休みの港として以来...
和辻哲郎 「鎖国」
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