...彼女の家族は忌中中で、葬儀の準備で忙しい...
...「われは中中(なかなか)力があるな」他(た)の一人...
芥川龍之介 「トロッコ」
...中中承知せず「あとでそつと食ふ気だらう」と言ふ...
芥川龍之介 「病牀雑記」
...そう云うことですか!」田中中尉は不相変(あいかわらず)晴ればれした微笑(びしょう)を浮かべている...
芥川龍之介 「文章」
...」マゾフの愚を知った田中中尉はやっと保吉を解放した...
芥川龍之介 「文章」
...あの愛敬(あいきょう)のある田中中尉などはずっと前の列に加わっている...
芥川龍之介 「文章」
...そこへまた同じ汽車に乗った愛敬者(あいきょうもの)の田中中尉は保吉の小説を批評している読売新聞の月評を示した...
芥川龍之介 「文章」
...上の方は中中急である...
石川欣一 「可愛い山」
...山中中尉」そういったのは...
海野十三 「空襲葬送曲」
...山中中尉の声がした...
海野十三 「空襲葬送曲」
...之を治することは中中一朝一夕には出来ぬ...
丘浅次郎 「人類の誇大狂」
...今日(けふ)は中中(なかなか)きびしいですね」「本当なのよ...
夏目漱石 「それから」
...かれの視覚にもつれついて中中(なかなか)離れなかった...
室生犀星 「幻影の都市」
...中中よみたいものが見つからなかつたのです...
室生犀星 「ザボンの実る木のもとに」
...越中中新川郡のネブタ流しが...
柳田国男 「年中行事覚書」
...一度踏み込んでみると中中面白いものであります...
夢野久作 「鼻の表現」
...常に新緑と嫩紅(どんこう)とを絶たない※帯植物とに調和して中中(なかなか)悪くない...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...亡くなつた良人(をつと)が辞書などを著した学者であつた丈(だけ)に婆さんも中中(なか/\)文学好(ずき)で...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...同時に個人の絵が幾つも初まつて居るので中中(なかなか)忙(せは)しい...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??