...中一日おいた明後日(あさって)の朝早く帰ることに決めました...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...それから中一日置いて...
谷崎潤一郎 「細雪」
...二十九中一日置いて...
谷崎潤一郎 「細雪」
...中一日置いて六日の夕方にもう一度訪ねて来た...
谷崎潤一郎 「細雪」
...中一日おいた次の日の夕方です...
豊島与志雄 「キンショキショキ」
...それから中一日おいて...
豊島与志雄 「死の前後」
...(明後日、出立とすれば、中一日、その間には仕事もあるし、重役に願って、五日七日の暇をもらったなら――そうだ、外の者とはちがうのだから――)月丸は、そう思いながら、部屋へ戻って来た...
直木三十五 「南国太平記」
...十四此年三の酉まで有りて中一日はつぶれしかど前後の上天氣に大鳥神社の賑ひすさまじく此處をかこつけに檢査場の門より乱れ入る若人達の勢ひとては...
樋口一葉 「たけくらべ」
...これは上州の奥の法師温泉――高村光太郎君によつて我々の間に紹介された古風な炭酸泉――に滞在中一日赤谷川の渓谷伝ひに三国峠へ登つたことがあつた...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...中一日をおいて再び引きかえして来れようという計算も胸に収めていた...
本庄陸男 「石狩川」
...そして中一日を泊っていた...
本庄陸男 「石狩川」
...中一日おいて呼び付けられたときには...
正岡容 「小説 圓朝」
...中一日を隔てゝ五日は柏軒が二条の城に宿直した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...中一日を隔てて六月十六日に...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...四郎左衛門が捕へられてから中一日置いて...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...中一日置いて三十一日には...
森鴎外 「鶏」
...中一日おいて次の日には...
柳田国男 「雪国の春」
...それから中一日置いてあくる日の前場(ぜんば)の引け頃になると...
夢野久作 「鉄鎚」
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