...中一日おいた明後日(あさって)の朝早く帰ることに決めました...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...遠慮して中一日置いたものと推量された...
谷崎潤一郎 「細雪」
...それから中一日置いて...
近松秋江 「狂乱」
...これより先わが身なほ里昂(リオン)の正金(しょうきん)銀行に勤務中一日公用にてソオン河上(かじょう)の客桟(きゃくさん)に嘲風姉崎(ちょうふうあねざき)博士を訪ひし事ありしがその折上田先生の伊太利亜(イタリア)より巴里に来(きた)られしことを聞知りぬ...
永井荷風 「書かでもの記」
...前後半日と中一日を丸潰しにして漸く業を卒へて考へて見ると...
長塚節 「土」
...前後半日と中一日を丸潰しにして漸く業を卒へて考へて見ると...
夏目漱石 「「土」に就て」
...前後半日と中一日を丸潰(まるつぶ)しにして漸(ようや)く業を卒(お)えて考えて見ると...
「『土』に就て」
...しかし中一日置いて...
夏目漱石 「門」
...十四此年三の酉まで有りて中一日はつぶれしかど前後の上天氣に大鳥神社の賑ひすさまじく此處をかこつけに檢査場の門より乱れ入る若人達の勢ひとては...
樋口一葉 「たけくらべ」
...中一日をおいて再び引きかえして来れようという計算も胸に収めていた...
本庄陸男 「石狩川」
...中一日を隔てゝ五日は柏軒が二条の城に宿直した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...中一日を隔てて六月十六日に...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...中一日置いた二十一日の晩からである...
森鴎外 「大塩平八郎」
...四郎左衛門が捕へられてから中一日置いて...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...中一日置いて三十一日には...
森鴎外 「鶏」
...中一日おいて次の日には...
柳田国男 「雪国の春」
...ふざけた爺いだ」中一日おいて...
山本周五郎 「半之助祝言」
...中一日の御逗留のまに...
吉川英治 「私本太平記」
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