...高倉宮亦南都に走らむとして途に流矢に中りて薨じ給ひぬ...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...朝床一七に寢たる高胸坂(たかむなさか)に中りて死にき...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...中りはしないが猛烈な射撃を続けた...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...天若日子が胡床に寝たる高胸阪に中りて死にき...
高木敏雄 「比較神話学」
...どうかして敵前に進み出て彼の銃丸に中りたいと思った...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...ただしこの芸当オランダから来ただろうとはほぼ中りいる...
南方熊楠 「十二支考」
...中りました...
宮原晃一郎 「熊捕り競争」
...その中りどころが急所の方が勝ちときめりやいゝぢやあないか」「さうだね...
宮原晃一郎 「熊捕り競争」
...中りつこはありやしない」キクッタは威張つていひました...
宮原晃一郎 「熊捕り競争」
...女中りつを連れさせて...
森鴎外 「大塩平八郎」
...続々(つぎつぎ)に放たれる矢は悉(ことごと)くわたくしに中ります...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
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