...中ぐらいの犬ほどの大きさしかなかった...
海野十三 「火星兵団」
...中ぐらいなのが昌一君...
江戸川乱歩 「青銅の魔人」
...中ぐらいのと、小さいのと、ふたりのおばけが、できあがりました...
江戸川乱歩 「鉄人Q」
...中ぐらいのが小豆ぐらいある...
大杉栄 「獄中消息」
...自分の中学においての成績は三年ごろまではまず中ぐらいのところであったが...
寺田寅彦 「わが中学時代の勉強法」
...せめて旅行中ぐらいは...
中里介山 「大菩薩峠」
...結婚の申込みが多くなって困るぜ」「ハハハじゃ中ぐらいにかいておこう...
夏目漱石 「三四郎」
...食事中ぐらいならまだしも...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...中ぐらいの仔犬か...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...今度はソバケーヴィッチの恰好が中ぐらいの熊そっくりに見えた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...やっと中ぐらいな商業都市の...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「小フリイデマン氏」
...真似(まね)をして投げる豆叔父さんの石は川の真中ぐらいで水に落ち...
水上滝太郎 「大人の眼と子供の眼」
...彼自身にとっていかがわしい関係にある小説などを書きちらして自身に水を割りながら「中ぐらい」に暮している大インテリを見るほうがよいか...
三好十郎 「恐怖の季節」
...(ルクレティウス)(a)ところでわたしの背たけは中ぐらいより少し低い...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...中ぐらいの息で吹くのである...
山本周五郎 「青べか物語」
...きげんのいいときは中ぐらい肚(はら)を立てているような顔つきで...
山本周五郎 「思い違い物語」
...中ぐらいの高みにあるけれど...
山本周五郎 「季節のない街」
...その夏中ぐらいは...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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