...中ぐらいの犬ほどの大きさしかなかった...
海野十三 「火星兵団」
...中ぐらいのと、小さいのと、ふたりのおばけが、できあがりました...
江戸川乱歩 「鉄人Q」
...中ぐらいのが小豆ぐらいある...
大杉栄 「獄中消息」
...でも九月中ぐらいは...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...自分の中学においての成績は三年ごろまではまず中ぐらいのところであったが...
寺田寅彦 「わが中学時代の勉強法」
...せいぜい邸の中ぐらいのものだろう...
直木三十五 「南国太平記」
...せめて旅行中ぐらいは...
中里介山 「大菩薩峠」
...結婚の申込みが多くなって困るぜ」「ハハハじゃ中ぐらいにかいておこう...
夏目漱石 「三四郎」
...女中ぐらいおいても...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...中ぐらいの仔犬か...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...今度はソバケーヴィッチの恰好が中ぐらいの熊そっくりに見えた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...中ぐらいな大きさの机が置いてある...
水野葉舟 「北国の人」
...もしまた中ぐらいの健康で永く村にいたらどうであろうかと...
柳田国男 「雪国の春」
...きげんのいいときは中ぐらい肚(はら)を立てているような顔つきで...
山本周五郎 「思い違い物語」
...中ぐらいの高みにあるけれど...
山本周五郎 「季節のない街」
...背中ぐらいながしてくれるものよ」新八は向うを見たまま立っていた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...その夏中ぐらいは...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...新緑のころ、東山の常緑樹の間に点綴(てんてつ)されていかにも孟春(もうしゅん)らしい感じを醸(かも)し出す落葉樹は、葉の大きいもの、中ぐらいのもの、小さいものといろいろあったが、それらは皆同じように、新芽の色から若葉の色までの変遷と展開を五月の上句までに終えるのである...
和辻哲郎 「京の四季」
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