...収入の計算書までも調べたところが中々面白いので...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...ひとの家にお客なんかになっては中々睡れない性分なのでネ...
海野十三 「三人の双生児」
...恐れるという事を知らない彼の性質も中々おもしろい...
高村光太郎 「蝉の美と造型」
...さういふところに出て行きたいと思ふが……中々難かしいね』『これですか』私はかう言つて...
田山録弥 「紅葉山人訪問記」
...中々傍へは寄らぬ...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...電車は中々来なかった...
豊島与志雄 「微笑」
...さういふことを發見する人といふものは中々あるものでない...
内藤湖南 「大阪の町人學者富永仲基」
...単にそれだけでも中々面白い事実が挙がっている...
夏目漱石 「それから」
...中々(なか/\)動(うご)きさうもなかつたさうである...
夏目漱石 「門」
...靴ばかりは中々大臣だなと少々得意な感じがする...
夏目漱石 「倫敦消息」
...「これ急行だから中々とまらないわ...
平山千代子 「汽車」
...京都のアラスカも中々うまい...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...透明人間の姿で、日劇の「蛇姫様」を見る、大満員、中々面白い...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...どうも一度(ひとた)び膏肓(こうこう)に入った病はちょうどモヒ患者の如く中々癒りそうもなく...
牧野富太郎 「植物記」
...半次中々承知しない...
山中貞雄 「中村仲蔵」
...中々ソレ位の事で終結(おしまい)にはなりませんでした...
夢野久作 「キチガイ地獄」
...端役の選名といっても中々軽々しく行かないのである...
夢野久作 「創作人物の名前について」
...村重は中々頑強で...
和辻哲郎 「鎖国」
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