...嚴めしく並び立つて居る...
石川啄木 「葬列」
...両体並び立つがごとくに感ぜらるるが...
井上円了 「おばけの正体」
...老杉しん/\と並び立つてゐる...
種田山頭火 「旅日記」
...アーンチロコス進み來て王にまちかく並び立つ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...將士互に相交(まじ)り密集しつゝ並び立つ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...「僕を待ってるんじゃないかい?」アリョーシャはラキーチンと並び立つとこう尋ねた...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...堀川の岸に並び立つ柳の老木は京都固有の薄暗い人家の戸口に落葉の雨を降らせてゐた...
永井荷風 「十年振」
...擬造西洋館の商店並び立つ表通は丁度電車の往来する鉄橋の趣に等しい...
永井荷風 「日和下駄」
...常磐木の茂りの並び立つ道の彼方からの声がきこえる...
永井壮吉 「冬日の窓」
...擬造西洋館の商店並び立つ表通は丁度(ちやうど)電車の往来する鉄橋の趣(おもむき)に等しい...
永井荷風 「路地」
...それと並び立つ時には...
中里介山 「大菩薩峠」
...この点において一茶と並び立つ人は天下にありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...虚飾と並び立つべからざるものなり...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...事なく並び立つように...
吉川英治 「三国志」
...天下に俺と並び立つ者はない...
吉川英治 「三国志」
...比叡と並び立つならば...
吉川英治 「私本太平記」
...楯を並べた樣に並び立つた上に...
若山牧水 「みなかみ紀行」
...などすべて針葉樹の巨大なものがはてしなく並び立つて茂つてゐるのである...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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