...やがてうす桃色をしたぐにゃりとしたものを両の手のひらにのせて...
海野十三 「金属人間」
...先ず嫌疑者の両の手に器械の電極をシッカリ握らせておいて...
寺田寅彦 「話の種」
...黒紋付の袖からぬっと出た逞(たく)ましい両の手を合掌(がっしょう)したりほどいたり...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...また炬燵櫓(こたつやぐら)の中へ両の手を差込んで...
中里介山 「大菩薩峠」
...両の手に持った椀を合せて槍の蛭巻(ひるまき)をグッと挟んでしまいました...
中里介山 「大菩薩峠」
...一時(いっとき)、その光にクラクラと眩惑したお絹は、ついにその手燭を畳の上へさしおいて、両の手を以て、木の葉の舞う如く散乱する金銀を掻集(かきあつ)めにかかります...
中里介山 「大菩薩峠」
...そうして、両の手には、しかるべき得物を離すことをしない...
中里介山 「大菩薩峠」
...筋だらけの両の手の指を硬くこわばらせ...
中島敦 「斗南先生」
...三千両の手間にたった一両とは何だ」「俺のせいではないぞ」「だから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...厭(いや)な客に付き合ってくれ――三百八十両の手土産を持って来る客だ」「父(とっ)さん...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...藤助を悪企みに引入れて藤助に五十両か百両の手間をやって...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...そっと両の手でかかえて見ている...
林芙美子 「新版 放浪記」
...私の両の手先きが小さく...
林芙美子 「新版 放浪記」
...なんといふ不思議な目に遭つたことぢやらう! 両の手を見れば...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...綏子の両の手に握らせた...
吉川英治 「美しい日本の歴史」
...できるだけ窓の下へ近づいて両の手で口をかこみ...
吉川英治 「黒田如水」
...高氏は自分の頬を両の手で撫でまわしながら...
吉川英治 「私本太平記」
...両の手に捧げて受けた...
吉川英治 「源頼朝」
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