例文・使い方一覧でみる「両」の意味


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...それを方共、二重にする為(ため)には、眼を大きく上に瞠(みは)ってから、パチリとやれば、右も二重瞼になる...   それを両方共、二重にする為には、眼を大きく上に瞠ってから、パチリとやれば、右も二重瞼になるの読み方
田中英光 「オリンポスの果実」

...国の親交を損ずることはあるまいと信じます...   両国の親交を損ずることはあるまいと信じますの読み方
林不忘 「安重根」

...ベランダの天井の電燈は消えていたが上がり口の側の柱におのおの一つずつの軒燈がともり...   ベランダの天井の電燈は消えていたが上がり口の両側の柱におのおの一つずつの軒燈がともりの読み方
寺田寅彦 「人魂の一つの場合」

...の眼の下瞼(したまぶた)が悉(ことごと)く朱(あけ)に反(そ)りかえって...   両の眼の下瞼が悉く朱に反りかえっての読み方
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」

...表と裏と面から二重奏することもできるのだった...   表と裏と両面から二重奏することもできるのだったの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...次第に方へ離れてゆき...   次第に両方へ離れてゆきの読み方
豊島与志雄 「復讐」

...坂下と坂上が方共二股(ふたまた)に割れて...   坂下と坂上が両方共二股に割れての読み方
夏目漱石 「彼岸過迄」

...まだ撲(なぐ)ってやる」とぽかんぽかんと人(ふたり)でなぐったら「もうたくさんだ」と云った...   まだ撲ってやる」とぽかんぽかんと両人でなぐったら「もうたくさんだ」と云ったの読み方
夏目漱石 「坊っちゃん」

...日比魚が何万になるという話をもっと詳(くわ)しく話してみるがいい」平次もとうとう坐り直しました...   日比魚が何万両になるという話をもっと詳しく話してみるがいい」平次もとうとう坐り直しましたの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...人の庭に三百も投り込むのは穏やかじゃないぜ...   人の庭に三百両も投り込むのは穏やかじゃないぜの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...警部が手を挙げて...   警部が両手を挙げての読み方
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」

...ラテン・ギリシア語が学者の言葉であるのに対して...   ラテン・ギリシア両語が学者の言葉であるのに対しての読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...手で鯉に抱きついた」宇乃は息を詰めた...   両手で鯉に抱きついた」宇乃は息を詰めたの読み方
山本周五郎 「樅ノ木は残った」

...三となると叺(かます)に入れて三泣き車に載せて行く...   三両五両となると叺に入れて三泣き車に載せて行くの読み方
山本笑月 「明治世相百話」

...五貼(は)る」「貼るたッて...   五両貼る」「貼るたッての読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...自分の手を後ろへ廻し...   自分の両手を後ろへ廻しの読み方
吉川英治 「茶漬三略」

...あの時代の浅草、国、京橋、銀座――を、トコトコと馬糞だらけにして走っていた鉄道馬車なる文明の乗物を、今でも鮮らかに眼に描くことができるのは、加藤さんのお母さんのおかげかもしれない...   あの時代の浅草、両国、京橋、銀座――を、トコトコと馬糞だらけにして走っていた鉄道馬車なる文明の乗物を、今でも鮮らかに眼に描くことができるのは、加藤さんのお母さんのおかげかもしれないの読み方
吉川英治 「忘れ残りの記」

...」「ははあなるほど」とボートルレは手を擦りながら叫んだ...   」「ははあなるほど」とボートルレは両手を擦りながら叫んだの読み方
モーリス・ルプラン 菊池寛訳 「奇巌城」

「両」の読みかた

「両」の書き方・書き順

いろんなフォントで「両」

「両」の英語の意味

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