...丙号聴音機をやけにぐるぐる廻しているのであった...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...丙はまた集金に妙を得ているという如く...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...他(た)の夜番(よばん)の者(もの)丙(へい)...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...この丙電車が第一の停留所に来る時刻が規定の時間どおりであったとすると...
寺田寅彦 「電車の混雑について」
...平遠(へいえん)広丙(こうへい)鎮東(ちんとう)鎮南(ちんなん)及び六隻の水雷艇なり...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...祠前の常夜燈に明和五年丙子の年號を見る...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...明らかに孟丙を相続者と決めての話である...
中島敦 「牛人」
...既に孟丙が亡い以上...
中島敦 「牛人」
...やはり丙は善い人である...
新渡戸稲造 「自警録」
...丙丁の関係...
平出修 「公判」
...丙寅三號五葉裏に黒井君は『南方熊楠氏は毘沙門の名號に就てと題して曰く「此神...
南方熊楠 「再び毘沙門に就て」
...(大正十五年九月、集古、丙寅第四號)...
南方熊楠 「再び毘沙門に就て」
......
宮本百合子 「獄中への手紙」
...わたくしは乙亥の冬から丙子の春へ掛けて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...最後に「文化丙子九月六日病卒...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...姑(しばら)く丙午を正しいとする...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...九年丙戌 平八郎三十四歳...
森鴎外 「大塩平八郎」
...甲から乙丙へと移り進んだ形跡が...
柳田国男 「海上の道」
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