...つぎに允恭天皇(いんけうてんのう)の五年(ねん)丙辰(ひのえたつ)七月(ぐわつ)廿四日(か)地震(ぢしん)...
伊東忠太 「日本建築の發達と地震」
...丙の新聞を見ればまたちがつてゐると云ふ風に一つ/\がちがつてゐるのでどれを信じやうにもどれが真か偽かわからなくなつてしまふ...
伊藤野枝 「女教員の縊死」
...丙種の科学者になると...
寺田寅彦 「自由画稿」
...この丙電車が第一の停留所に来る時刻が規定の時間どおりであったとすると...
寺田寅彦 「電車の混雑について」
...従って乙の混雑と丙の空虚をますます著しくする事に帰着して行くのである...
寺田寅彦 「電車の混雑について」
...しこうして乙が先に発見されるか丙が先に発見されるかによってその次に来る丙丁の事実の解釈を異にする場合は可能ではあるまいか...
寺田寅彦 「物理学と感覚」
...その内容は甲部 六藝及小學等書乙部 古諸子家・近世子家・兵書・兵家・術數丙部 史記・舊事・皇覽簿・雜事丁部 詩賦・圖讚・汲冢書といふ分け方である...
内藤湖南 「支那目録學」
...明治三十九年七月十四日生丙午(ひのえうま)……...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...豎牛の孟丙らに対する態度は...
中島敦 「牛人」
...怪奇な下男の丙吉ですが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...しまつた」この時下男の丙吉は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...永正三丙寅と承安元辛卯...
南方熊楠 「十二支考」
...丙午元旦口号...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...詩の後に一行を隔てて「右丙子晩秋」と註してある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...丙寅は蘭軒の長崎に往つた年である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...甲から乙丙へと移り進んだ形跡が...
柳田国男 「海上の道」
...丙が乙に対し「お前は家を買ったと云うけれど登記をしていないから俺は損害賠償を支払わぬ」と主張することが許されない位のことは...
山下博章 「「プラーゲ旋風」の話」
...「丙種」七月諒闇...
吉川英治 「年譜」
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