...彼はいつも世迷言をついて人々の笑いを誘っている...
...彼女は世迷言を言って周りの人たちを驚かせた...
...息子が世迷言を言って、周りの人たちを和ませた...
...先生は授業中に世迷言を言って、生徒たちを笑わせた...
...あの政治家は、つい世迷言を口にして、世間から非難された...
...霊達の世迷言は全く同情に値する...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...「世迷言(よまいごと)を言うなよ...
泉鏡花 「婦系図」
...然(しか)るに世(よ)にすねたる阿呆(あはう)は痛(いた)く文学者(ぶんがくしや)を斥罵(せきば)すれども是れ中々(なか/\)に識見(しきけん)の狭陋(けふろう)を現示(げんじ)せし世迷言(よまいごと)たるに過(す)ぎず...
三文字屋金平 「為文学者経」
...殆ど意味をなさぬ世迷言(よまいごと)をつぶやく気勢さえ感じられた...
江戸川乱歩 「お勢登場」
...こうした見方もあるいは現代の俳人に多少の参考にはなるかもしれないと思ったので思い出話のついでに拙ない世迷言(よまいごと)を並べてみた次第である...
寺田寅彦 「明治三十二年頃」
...之は社会の経済機構の本質に根本的に無知な或る一部のセンチメンタリストの世迷言だとばかり私は思っていた...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...極めて空疎な世迷言に過ぎまい...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...世迷言(よまいごと)を――」その声の下から「御尤(ごもっと)もでござります...
直木三十五 「南国太平記」
...そのさらし物の世迷言(よまいごと)が耳に入ると...
中里介山 「大菩薩峠」
...取越苦労や世迷言や愚痴(ぐち)は口の先ばかりでない腹の中にもたくさんなかった...
夏目漱石 「倫敦消息」
...世迷言(よまいごと)だ...
二葉亭四迷 「平凡」
...道学先生の世迷言(よまいごと)のように思って...
二葉亭四迷 「平凡」
...何を世迷言(よまひごと)云ふぞ...
夢野久作 「白くれない」
...弦之丞めを」「世迷言(よまいごと)を申すな」「でなければ」「うるさいッ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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