...それもそのはず店では専門の料理人がつき切りで世話をやくのに...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...エピホードフは荷物の世話をやく...
アントン・チェーホフ 神西清訳 「桜の園」
...おおぜいの子供をかかえて家内じゅうの世話をやく心せわしいさびしさのうちに年が暮れて正月になった...
寺田寅彦 「蓄音機」
...役員たちで世話をやくんですのに...
徳田秋声 「縮図」
...会が獄中への差入や家族の世話をやくために若いオルグを派遣して寄こした時...
戸田豊子 「鋳物工場」
...おれの身辺の世話をやくことに...
豊島与志雄 「失われた半身」
...やたらに世話をやく...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...子供の世話をやく...
豊島与志雄 「都会に於ける中流婦人の生活」
...差向き主人の世話をやく者がありません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...いっしょうけんめいに世話をやく...
久生十蘭 「キャラコさん」
...愛猫リリーに何かと世話をやく母を...
三浦環 「お蝶夫人」
...世話をやくに及ぶ...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...源氏が一人の夫人の家として世話をやく様子を見て...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...子供のようにして世話をやく...
矢田津世子 「女心拾遺」
...そんなことに世話をやく成人はいなかったろうと思う...
柳田国男 「こども風土記」
...ただよけいな世話をやくばかりだから...
山本周五郎 「古今集巻之五」
...親鸞ですらかなしいものを」「よけいな世話をやくな」「わしがやくのではない...
吉川英治 「親鸞」
...自身で世話をやくのであった...
吉川英治 「源頼朝」
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