...彼は自分の「世界像」を変えたいと思っている...
...私たちはそれぞれ異なる「世界像」を持っている...
...学問の一つに「世界像の形成」というものがある...
...この小説は作者の「世界像」が反映されている...
...彼女の「世界像」は多様性を大切にしている...
...皆無意識に物理的力学的に世界像を把握(はあく)する事を知っている...
寺田寅彦 「映画の世界像」
...さらにこれに質量あるいは力の観念を付加した力学的(ダイナミカル)の世界像を構成し...
寺田寅彦 「映画の世界像」
...だからこの世界観による世界像は諧調的な構造美を有つ宇宙――秩序の完成――であり...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...で所謂不決定性は感性界の事件を物理的世界像へ移行する際の不精確に帰着するのだ...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...科学的な世界像を創り出す...
戸坂潤 「科学論」
...実は決して科学全般の成果としての総括的に統一的な科学的世界像のことではなくて...
戸坂潤 「科学論」
...世界そのものと世界像との...
戸坂潤 「科学論」
...又 Der Kausalbegriff in der Physik (1932).だがこのことは、所謂世界像と、所謂世界観との区別を云い表わしてもいる、ということは興味のあることだ...
戸坂潤 「科学論」
...而も夫々の領域の世界像世界観や更に手法にまでも浸透するようなクリティシズムは...
戸坂潤 「クリティシズムと認識論との関係」
...物理的思想乃至世界像の急激な変革のことであるが...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...と云うのは世界像とは世界に就いて結ばれた一定の客体の意味で...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...だから世界像――体系――方法は一連のもので...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...こうした世界像を最もよく代表している特殊部分に相当すると考えられる...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...自然科学の統一的世界像の進歩も横たわるのである...
戸坂潤 「思想としての文学」
...記号説は科学的世界像に符合するところに長所をもっている...
三木清 「哲学入門」
...私はこれを私の頭の中にある世界像の中心として...
横光利一 「スフィンクス(覚書)」
...作家の世界像という観念構成に関する希いは...
横光利一 「スフィンクス(覚書)」
...一四一〇年にピエール・ダイーの書いた Imago mundi(世界像)という地理書である...
和辻哲郎 「鎖国」
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