...我々は二等が充分清潔で且つ楽であることを発見した...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...且つ便利として一言の不平も洩らさぬ人々が...
石川啄木 「A LETTER FROM PRISON」
...且(か)つ恐(おそ)るべきものに河豚(ふぐ)さへある...
泉鏡太郎 「麻を刈る」
...且遍(アマネ)ク知ラレタルトコロニシテ...
海野十三 「特許多腕人間方式」
...且歌をよむそのことに生命のよろこびを感じてゐる人に...
相馬御風 「遊びの藝術」
...且つそれ、屬國にあらず、領地にあらず、名實共に獨立にして、助を我に仰ぐの國は决して、長く我國民の堪ゆべき所にあらざる也...
竹越三叉 「深憂大患」
...而もそれが立派な且つ大規模な宗教の一つであると云ふことだけは充分に主張し得られるものである...
橘樸 「支那を識るの途」
...かくて弁証法は存在の夫と思惟の夫とに区別され且其両者が相連関せしめられる...
戸坂潤 「辞典」
...且つ彼れは衆議院に於て...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...且また同情の念に堪へぬと云ふのであつた...
牧野信一 「酒盗人」
...尚且此丈けの風流人があつた...
正岡容 「寄席風流」
...且つ實際に認めて來たところの全體なるものは...
三木清 「歴史哲學」
...わたくしは且(しばら)く「享和之二二月」と読んで置く...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...且(かつ)自然と云ふこと...
森鴎外 「渋江抽斎」
...且つほとんと藁(わら)の利用ということを断念した生産であった...
柳田国男 「木綿以前の事」
...「模範兵士の化けの皮」という大きな標題(みだし)で…………西村二等卒の性行を調査の結果、表面温順に見える一種の白痴で、且(か)つ、甚だしい変態性慾の耽溺者であることがわかった...
夢野久作 「いなか、の、じけん」
...問…汝の知り且つ代表せる範囲とは...
夢野久作 「鼻の表現」
...且つそれから直角に渡された雙方の横木がぐつと開いてゐるのに氣がついた...
若山牧水 「樹木とその葉」
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