...且つ絶間なく私を鞭撻(べんたつ)してこの仕事を仕上げさせてくれたマアガレット・ダブリュー・ブルックス嬢に対して...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...且つ側面の強度を増せるため自然...
石原莞爾 「戦争史大観」
...且(か)つはメントール侯の日常を知っている娘さんたちを味方につけて...
海野十三 「暗号音盤事件」
...且つ縮の仲買をしてゐたが...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...覆水無収日去婦無還時相逢但一笑且為立遅々といふ詩が中国の小説の中に出てくる...
高田保 「恋文」
...將軍心に魂に且つ憤り且つ悶え...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...苟且(かりそめ)の平和より真面目の争はまだ優(まし)です...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...一般論理学乃至形式論理学を以て最も当然な且つ著しい代表者とする処の論理学は...
戸坂潤 「科学方法論」
...即ち空間直観に於て現われる処の内容を含み且つ之に現われない内容をも含むものでなければならぬ...
戸坂潤 「幾何学と空間」
...且つ他の何人よりも大猷參畫の功勞多き人なり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...煩雜にして且つ冗漫に渉るを免がれざるを恐るゝを以て...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...且つそれ自らが内容の鼓動である所の...
萩原朔太郎 「青猫」
...洋行帰りの若且那が外国で見て来たアパートを趣味にまかせて建てさせたもので...
久生十蘭 「魔都」
...且つ正反対の電報が同時に這入ったりして大いに魔誤付かせた...
牧逸馬 「運命のSOS」
...これぢや仍且(やつぱり)家(うち)で睨合(にらみあひ)をしてゐるしかないな...
三島霜川 「青い顏」
...非常に弘(ひろ)く多く且つ美しく変化して分布している...
柳田国男 「海上の道」
...猶且当世の務を論ずることを忘れざりき...
山路愛山 「唯心的、凡神的傾向に就て(承前)」
...且つ警告したいために...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
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