...気つけとしてウイスキーなりブランデーなりを山に持って行くことは、合理的であり、且つ必要である...
石川欣一 「可愛い山」
...且つ洞窟は埋葬場で...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...且又其価は年々騰貴するから...
内田魯庵 「灰燼十万巻」
...自然にして且つ必要なるを見る...
高木敏雄 「比較神話学」
...全市民の意見を最も自由に印刷する可能性を再与し且つ拡張するであろう」(レーニン「新聞の自由に就いて」一九一七・マルクス主義講座第一巻・『プロレタリヤ新聞論』による)...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...且つ其従来の経歴よりいへば...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...且つ其の一家は鄭国に知己を多く有(も)っているので...
中島敦 「妖氛録」
...且つこのダムの建設による...
中谷宇吉郎 「アメリカの沙漠」
...真面目にして且(かつ)愛嬌あり...
橋本五郎 「自殺を買う話」
...生の源より發したものであり且つそれぞれ典型的意義を有する...
波多野精一 「時と永遠」
...――これは私の從來主張し且つその實證を試みたひとつの根本命題であつた...
三木清 「歴史哲學」
...且蹇(あしなへ)である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...且布施金二朱を持つて来たことを告げた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...且藤陰と関五郎とが果して同一人ならば...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...他人に損をさせながら生れ且つ育っているのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...且つやや普通化平凡化している...
柳田国男 「海上の道」
...且(かつ)その人品を損なふことありと誡しめている...
吉川英治 「河豚」
...天竺の部は佛教に關したものが多く、震且の部、本朝の部またやゝ同樣であるが後の二部には史傳其他世俗のことに係る逸話も相半してゐる...
和田萬吉 「父兄の方々に」
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