...彼は町の与力を務めている...
...この事件の解決には与力が必要だ...
...与力が逮捕状を取りに来た...
...この地域の与力は優秀だと評判だ...
...与力としての能力を試される局面があった...
...与力(よりき)とか同心とかいうものが働きます...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...その時御先手組の与力に伊藤喜兵衛(いとうきへえ)と云う者があった...
田中貢太郎 「四谷怪談」
...吟味与力(ぎんみよりき)筆頭笹野新三郎が...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...町与力の一行がやって来た...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...南町奉行所の控与力藤波友衛...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...煙硝の丁数分合(ちょうすうぶんごう)や火薬の製造を取締まる与力並みの職分である...
久生十蘭 「ひどい煙」
...定番の下には各与力三十騎...
森鴎外 「大塩平八郎」
...東西両町奉行の組のうちから城代の許(もと)へ出して用を聞せる与力である...
森鴎外 「大塩平八郎」
...西組与力内山を引き合せ...
森鴎外 「大塩平八郎」
...その事実は与力にも届けてある...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...それが給主(きゅうしゅ)(仙台から付けられた与力)の手を経て行われていることに間違いはない」「いつごろからだ」「わからない...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...与力という使命感...
吉川英治 「大岡越前」
...与力や目明しの中には...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...羅門(らもん)・来(きた)る!「む、来たな……」と、東儀与力は、自分の鼓動(こどう)を聞きながら、じっとがまのように、客卓の蔭にかがみこんでいた...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...東儀与力が代って...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...東儀与力(とうぎよりき)と羅門塔十郎(らもんとうじゅうろう)のふたりが交代になっての調べに...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...彼方(あなた)の棟割牢(むねわりろう)の方へ走って行った東儀与力は...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...東儀与力は、かたく肘(ひじ)を張って、口をむすび、羅門はじっと、深い眸を澄まして、唾(つば)をのんだ...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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