...彼は町の与力を務めている...
...この事件の解決には与力が必要だ...
...与力が逮捕状を取りに来た...
...この地域の与力は優秀だと評判だ...
...与力としての能力を試される局面があった...
...与力か、同心か、その下の役か、よくわからないが、とにかく、物をいましめるために忍んで来た役向の者に相違ないと、早くも感づいてはいましたが、さてこそ、めざすところは、自分と同じことに千隆寺...
中里介山 「大菩薩峠」
...そして彼に「手頸を掴まれて動けなかつた」与力の復讐心がその損をなほ大きくした...
長與善郎 「青銅の基督」
...そして貴様はあの時自分でわざ/\その国賊であることを与力に宣言してくれた相だからな...
長與善郎 「青銅の基督」
...与力(よりき)の出役(しゅつやく)を待っているのでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...与力には珍しく内気で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...夕(ゆふ)七つ時に又坂本以下の与力同心を率ゐて火事場に出馬した...
森鴎外 「大塩平八郎」
...芳宜園千蔭(はぎぞのちかげ)は身分が町奉行与力(よりき)で...
森鴎外 「渋江抽斎」
...T「じゃわっしは馴染みの町与力に頼んでお上の手で大吉の野郎を……」と言えば典六「お頼み申す」お光は独り不安な顔...
山中貞雄 「中村仲蔵」
...そこで与力と共に会計その他の事務をとっていた...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...「おれには与力のうしろ盾がある」と栄二はなお云った...
山本周五郎 「さぶ」
...与力衆の詰合(つめあい)かお奉行のお役宅へはどう行ったらよろしゅうございましょうか」と...
吉川英治 「江戸三国志」
...町方与力(まちかたよりき)の蜂屋源之進(はちやげんのしん)という男と膝をつきあわせて談合中です...
吉川英治 「江戸三国志」
...同心か与力にちげえねえ)と見極めて...
吉川英治 「大岡越前」
...それは一与力の職を固執すれば足る自分などよりは...
吉川英治 「大岡越前」
...南の与力たちは、あれきりかの」と、今日も二人は、二階の一室で話しこんでいた...
吉川英治 「大岡越前」
...やはり南の与力か何かにちがいあるまい」「いいえ...
吉川英治 「大岡越前」
...「どうでしょう与力...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...与力の東儀三郎兵衛である...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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