...一しょに与兵衛鮨(よべえずし)へ行ったのだそうですが...
芥川龍之介 「妖婆」
...啣(くわ)え楊枝(ようじ)のまま与兵衛を出ると...
芥川龍之介 「妖婆」
...こうしちゃいられません」「そうだなあ」十二船大工(ふなだいく)の与兵衛は仕事場の中で煙草を喫(の)んでいました...
中里介山 「大菩薩峠」
...「へーい」内で与兵衛が返事...
中里介山 「大菩薩峠」
...お見外(みそ)れ申したというものだ」与兵衛は...
中里介山 「大菩薩峠」
...一緒にいて下さい」お玉は与兵衛に縋(すが)りつきたいと思いました...
中里介山 「大菩薩峠」
...船へ上って来た与兵衛は...
中里介山 「大菩薩峠」
...伊勢の大湊の船大工与兵衛の宅で会った盲目(めくら)の武士...
中里介山 「大菩薩峠」
...与兵衛さんがお前を舟で逃がしてくれたのだと思ったから...
中里介山 「大菩薩峠」
...そーっと死骸(しがい)を拾いに来てくれたんだよ」「与兵衛さんが?」「与兵衛さんは...
中里介山 「大菩薩峠」
...どこの売子だ」「両国の与兵衛鮨の売子です」「ほかの二人のほうはどうだ」「大桝屋のお文のほうは...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...その奥平壹岐(おくだいらいき)と云う人に与兵衛(よへえ)と云う実父(じっぷ)の隠居があって...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...五年前まで与兵衛という樵夫がいた...
山本周五郎 「風流太平記」
...与兵衛はずっと薪を納めていた...
山本周五郎 「風流太平記」
...それに胸をふさがれていた生不動与兵衛は...
吉川英治 「剣難女難」
...生不動与兵衛と申す者でござる」「仰っしゃいませ...
吉川英治 「剣難女難」
...生不動の与兵衛に無事な顔を見せようと勇み心地に寮を出た新九郎は...
吉川英治 「剣難女難」
...さすがに江戸で生不動と云われている程の与兵衛には...
吉川英治 「剣難女難」
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