例文・使い方一覧でみる「不遇の」の意味


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...轗軻(かんか)不遇の情...   轗軻不遇の情の読み方
芥川龍之介 「「鏡花全集」目録開口」

...元(もと)より文壇不遇の士の黄白(くわうはく)に裕(ゆたか)なる筈なければ...   元より文壇不遇の士の黄白に裕なる筈なければの読み方
芥川龍之介 「骨董羹」

...忠敬の幼時は言わば不遇の境地に置かれていたのでしたが...   忠敬の幼時は言わば不遇の境地に置かれていたのでしたがの読み方
石原純 「伊能忠敬」

...揃(そろ)いも揃って気骨(きこつ)稜々(りょうりょう)たる不遇の高材逸足の集合であって...   揃いも揃って気骨稜々たる不遇の高材逸足の集合であっての読み方
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」

...時に於てか不遇のために失敗に出会うことは免(まぬか)れぬ...   時に於てか不遇のために失敗に出会うことは免れぬの読み方
大隈重信 「現代学生立身方法」

...はなはだ不遇のように見える...   はなはだ不遇のように見えるの読み方
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」

...物質の概念は久しく不遇の位置に置かれていた*...   物質の概念は久しく不遇の位置に置かれていた*の読み方
戸坂潤 「現代唯物論講話」

...いま不遇の地位にいるのであります...   いま不遇の地位にいるのでありますの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...且つそれが幾分か不遇の主人をなぐさめる所以(ゆえん)になるだろうと思っていたところが...   且つそれが幾分か不遇の主人をなぐさめる所以になるだろうと思っていたところがの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...不遇の遊魂を慰めるために...   不遇の遊魂を慰めるためにの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...しかし不遇の角行燈子が...   しかし不遇の角行燈子がの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...独創の気というものは不遇の茨(いばら)の中から開けるものだから...   独創の気というものは不遇の茨の中から開けるものだからの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...三十五歳で不遇のうちに死んだモーツァルトの遺産が...   三十五歳で不遇のうちに死んだモーツァルトの遺産がの読み方
野村胡堂 「楽聖物語」

...蕪村は不遇の詩人であった...   蕪村は不遇の詩人であったの読み方
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」

...第一に自分を不遇のなかに追いこんでいるのだ...   第一に自分を不遇のなかに追いこんでいるのだの読み方
林芙美子 「新版 放浪記」

...京水の轗軻不遇の境界をおもひ遣つて...   京水の轗軻不遇の境界をおもひ遣つての読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...不遇の地におわれて...   不遇の地におわれての読み方
吉川英治 「三国志」

...平家二十年の栄花もつかのま、重盛は逝き、相国清盛もようやく老い、福原開港の業成って、日宋交流の途が開かれたよろこびも、一面、不遇の源氏党や、飢餓疫病の年々に苦しむ衆民のよろこびとはならず、治承四年、以仁王を盟主とする源三位頼政らの宇治川合戦を口火として、平家を討たんの声は、澎湃(ほうはい)として、諸国三道の合言葉となった...   平家二十年の栄花もつかのま、重盛は逝き、相国清盛もようやく老い、福原開港の業成って、日宋交流の途が開かれたよろこびも、一面、不遇の源氏党や、飢餓疫病の年々に苦しむ衆民のよろこびとはならず、治承四年、以仁王を盟主とする源三位頼政らの宇治川合戦を口火として、平家を討たんの声は、澎湃として、諸国三道の合言葉となったの読み方
吉川英治 「随筆 新平家」

「不遇の」の書き方・書き順

いろんなフォントで「不遇の」


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