例文・使い方一覧でみる「不遇の」の意味


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...不遇の音楽家が飛びこんで来たり...   不遇の音楽家が飛びこんで来たりの読み方
芥川龍之介 「奇遇」

...轗軻(かんか)不遇の情...   轗軻不遇の情の読み方
芥川龍之介 「「鏡花全集」目録開口」

...長い間不遇の境地に鬪つて來た人といふ趣きが何處かにあつた...   長い間不遇の境地に鬪つて來た人といふ趣きが何處かにあつたの読み方
石川啄木 「我等の一團と彼」

...一七一二年に不遇のうちに亡くなったのでした...   一七一二年に不遇のうちに亡くなったのでしたの読み方
石原純 「ジェームズ・ワット」

...揃(そろ)いも揃って気骨(きこつ)稜々(りょうりょう)たる不遇の高材逸足の集合であって...   揃いも揃って気骨稜々たる不遇の高材逸足の集合であっての読み方
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」

...実際轗軻(かんか)不遇の士...   実際轗軻不遇の士の読み方
江見水蔭 「死剣と生縄」

...私は埋もれたる無名不遇の天才を発見したと思って興奮したのである...   私は埋もれたる無名不遇の天才を発見したと思って興奮したのであるの読み方
太宰治 「『井伏鱒二選集』後記」

...如何なる不遇の詩人も...   如何なる不遇の詩人もの読み方
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」

...物質の概念は久しく不遇の位置に置かれていた*...   物質の概念は久しく不遇の位置に置かれていた*の読み方
戸坂潤 「現代唯物論講話」

...独創の気というものは不遇の茨(いばら)の中から開けるものだから...   独創の気というものは不遇の茨の中から開けるものだからの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...貧苦と不遇のうちに...   貧苦と不遇のうちにの読み方
野村胡堂 「楽聖物語」

...蕪村は不遇の詩人であった...   蕪村は不遇の詩人であったの読み方
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」

...貴女の不遇の日々に気にかけていただいた若者を?」彼女は可愛らしく頭でうなづいた...   貴女の不遇の日々に気にかけていただいた若者を?」彼女は可愛らしく頭でうなづいたの読み方
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」

...深く深く不遇の淵底(えんてい)に沈み...   深く深く不遇の淵底に沈みの読み方
福田英子 「妾の半生涯」

...奈良原到も次第に不遇の地位に墜ちて来た...   奈良原到も次第に不遇の地位に墜ちて来たの読み方
夢野久作 「近世快人伝」

...不遇の底にある地方の一守護...   不遇の底にある地方の一守護の読み方
吉川英治 「私本太平記」

...平家二十年の栄花もつかのま、重盛は逝き、相国清盛もようやく老い、福原開港の業成って、日宋交流の途が開かれたよろこびも、一面、不遇の源氏党や、飢餓疫病の年々に苦しむ衆民のよろこびとはならず、治承四年、以仁王を盟主とする源三位頼政らの宇治川合戦を口火として、平家を討たんの声は、澎湃(ほうはい)として、諸国三道の合言葉となった...   平家二十年の栄花もつかのま、重盛は逝き、相国清盛もようやく老い、福原開港の業成って、日宋交流の途が開かれたよろこびも、一面、不遇の源氏党や、飢餓疫病の年々に苦しむ衆民のよろこびとはならず、治承四年、以仁王を盟主とする源三位頼政らの宇治川合戦を口火として、平家を討たんの声は、澎湃として、諸国三道の合言葉となったの読み方
吉川英治 「随筆 新平家」

...画にも運命のある話――流転不遇の三名画落款(らっかん)も印章もないが...   画にも運命のある話――流転不遇の三名画落款も印章もないがの読み方
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」

「不遇の」の書き方・書き順

いろんなフォントで「不遇の」


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後発   独立   パイロット・ランプ  

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