...しかし不連続線だそうだよ...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...涯(はて)なき漂流不連続線という悪戯者(いたずらもの)がなかったら...
海野十三 「空中漂流一週間」
...不連続線という悪戯者が漂流気球の正面にぶつかったからたまらない...
海野十三 「空中漂流一週間」
...不連続線の中につき入って...
海野十三 「空中漂流一週間」
...これこそ不連続線のなせる悪戯(いたずら)であったとは...
海野十三 「空中漂流一週間」
...不連続線の狂風が雨を呼んで干からびたむせっぽい風が収まると共に...
寺田寅彦 「五月の唯物観」
...春の不連続線は山火事をたきつけ...
寺田寅彦 「災難雑考」
...これからしっぽを引いた不連続線は中国から豊後水道(ぶんごすいどう)のあたりを通って太平洋上に消えている...
寺田寅彦 「函館の大火について」
...そういう時はたいていきまって著しい不連続線が日本海を縦断して次第に本州に迫って来る際であって同時に全国いったいに気温が急に高まって来るのが通例である...
寺田寅彦 「函館の大火について」
...たいてい顕著な不連続線が日本海から太平洋へ向かって進行の途中に本州島弧を通過する場合であることは...
寺田寅彦 「藤の実」
...ある日曜日の朝顕著な不連続線が東京附近を通過していると見えて...
寺田寅彦 「マーカス・ショーとレビュー式教育」
...弱いが複雑な構造の不連続線が...
中谷宇吉郎 「アラスカ通信」
...不連続線が近くへくれば...
中谷宇吉郎 「黒い月の世界」
...不連続線が、太平洋のこの水域のかなたに現れてくると、天気は崩れ始める...
中谷宇吉郎 「黒い月の世界」
...この不連続線というのは...
中谷宇吉郎 「清々しさの研究の話」
...それで不連続線を天気図の上で探すには...
中谷宇吉郎 「清々しさの研究の話」
...日本に吹きつけている不連続線はヨーロッパどころの風ではなさそうに久慈には思われた...
横光利一 「旅愁」
...さながら不連続線の雲に似ていた...
吉川英治 「新書太閤記」
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