...循環系の不調和は、様々な病気や災害を引き起こすことがあります...
...社に板倉は不調和の感じがした...
伊藤左千夫 「八幡の森」
...その不調和が豚を気違いにしてしまった...
江戸川乱歩 「江川蘭子」
...妙に不調和だった...
江戸川乱歩 「影男」
...頭髪(かみ)と扮装(なり)との不調和も...
江見水蔭 「死剣と生縄」
...その調和不調和によつて...
大手拓次 「「香水の表情」に就いて」
...作者の見たり聞いたりした光景をそのまま不調和にそれにくつつけたやうなところが多かつた...
田山録弥 「三月の創作」
...これも畢竟(ひっきょう)楽器を通して演奏を色づける演奏者の「音色」の不調和によるとも見られないことはない...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...彼ら自身即ち社会不調和の要素にして...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...矢島さんはもっと近い自分のまわりに何か不調和なものを感じていた...
豊島与志雄 「過渡人」
...ウィルヘルム公の一風変った礼拝堂(らいはいどう)の不調和なオルガンで初演された...
野村胡堂 「楽聖物語」
...むしろ他の別の原因――たとへば他の詩風との不調和や...
萩原朔太郎 「蝶を夢む」
...現代の女性は(不調和)のうちに調和を示し...
長谷川時雨 「明治美人伝」
...そのためか美しい方の眼がひどく不調和な感じを尾田に与えた...
北條民雄 「いのちの初夜」
...断髪の頭が別段不調和にも思はれないのは幼い時の記憶があるからか知ら...
牧野信一 「鶴がゐた家」
...これは畢竟(ひっきょう)前後不調和なるがためにや候べき...
正岡子規 「あきまろに答ふ」
...常に不調和というのではない...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...不調和を受け入れることはしなかったであろう...
柳田国男 「雪国の春」
...落ちくぼんでいながらとび出しているような感じのする眼つきとが衰えた躯つきとは不調和なほど精悍(せいかん)な...
山本周五郎 「五瓣の椿」
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