...循環系の不調和は、様々な病気や災害を引き起こすことがあります...
...何時か我々は霊肉の愛情的不調和並びに或る人々の間に存する心理的不調和が消滅するの日に到達するであらう...
エレン・ケイ 伊藤野枝訳 「恋愛と道徳」
...その調和不調和によつて...
大手拓次 「「香水の表情」に就いて」
...不調和なものが其処に在る...
豊島与志雄 「過渡人」
...少し不調和だった...
豊島与志雄 「南さんの恋人」
...その両者が不調和な対照をなしていた...
豊島与志雄 「別れの辞」
...愛すべき濃淡を有する色彩は欧洲人の見て以ていはゆる不調和 Fausse なる色彩と称するものなり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...汚い風呂敷包の荷物が不調和に感ぜられた...
長塚節 「菜の花」
...今夜ここに落ち合った不調和な三人の会合に...
夏目漱石 「明暗」
...互ひにむきになつて対抗しながらも併し不調和になつてはいけないといふことは知りきつてゐた...
野上豊一郎 「演出」
...妙に不調和に見えるのでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...かなり半間(はんま)で不調和のものですが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...不調和な都会風は...
萩原朔太郎 「石段上りの街」
...(不調和)のうちに調和を示し...
長谷川時雨 「明治大正美女追憶」
...妙な不調和があるように見えた...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「アッシャー家の崩壊」
...それだけ何んだか他のとは不調和なような気のする...
堀辰雄 「幼年時代」
...不調和な観もないほど...
牧野信一 「滝のある村」
...常に不調和というのではない...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...すなわちその幸福な不調和をまぎらすべく...
柳田国男 「雪国の春」
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