...その映画は不評判だった...
...彼女は不評判の人物だと言われている...
...彼のアイデアは会社内で不評判だった...
...彼は不評判を恐れ、自分の意見を言えなかった...
...その曲は彼の歌唱力が不評判なため、カラオケ大会では避けられている...
...……18二人の盗人たちクリストの死の不評判だつたことは彼の十字架にかかる時にも盗人たちと一しよだつたのに明らかである...
芥川龍之介 「続西方の人」
...「芋粥」は――「芋粥」の不評判だつたのは吹聴(ふいちやう)せずとも善い...
芥川龍之介 「続文芸的な、余りに文芸的な」
...尤も僕の鑑賞眼は頗る滝田君には不評判だった...
芥川龍之介 「滝田哲太郎氏」
...不評判もいいけれど殺人嫌疑までかけられちゃかなわない』『全くでございます...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「機密の魅惑」
...義村さまの御ところに於ける不評判はまことに絶頂を極めました...
太宰治 「右大臣実朝」
...私の顏に就いてのうちの人たちの不評判も絶頂に達してゐた...
太宰治 「思ひ出」
...聖アントワンヌの誘惑に対する不評判の屈辱をそそごうとして...
太宰治 「逆行」
...私の顔に就いてのうちの人たちの不評判も絶頂に達してゐた...
太宰治 「津軽」
...さてヘーゲル自然哲学の不評判を買った何よりもの理由は...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...私自身は不評判な息子なのだからと思ふと...
中原中也 「亡弟」
...公儀の不評判を取繕(とりつくろ)ふ積りで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...公儀の不評判を取繕うつもりで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...いはゆる模寫説(Abbildtheorie)ほど今日不評判なものはないであらう...
三木清 「認識論」
...日本の表情の一つとして世界に不評判なあいまいな笑いの習慣も...
宮本百合子 「映画の恋愛」
...ところが大きに不評判で客はガラガラ...
山本笑月 「明治世相百話」
...読者にも不評判のようであった...
吉川英治 「随筆 新平家」
...これはこの不評判な総督の在職最後の年のことである...
和辻哲郎 「鎖国」
...第一回航海の失敗やパナマの町での不評判にも拘らず...
和辻哲郎 「鎖国」
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