...その映画は不評判だった...
...彼女は不評判の人物だと言われている...
...彼のアイデアは会社内で不評判だった...
...彼は不評判を恐れ、自分の意見を言えなかった...
...その曲は彼の歌唱力が不評判なため、カラオケ大会では避けられている...
...若(も)し又多少でも僕等の間に不評判になっていたとすれば...
芥川龍之介 「湖南の扇」
...あの男の不評判は...
芥川龍之介 「地獄變」
...尤も僕の鑑賞眼は頗る滝田君には不評判だった...
芥川龍之介 「滝田哲太郎氏」
...自分のこれまでの失敗と不評判とを取り返して自分の同時にまた全人的發展なるところの社會的發展をも實現することが出來ると云ふ希望が輝いた...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...男三郎は獄中の被告人仲間の間でもすこぶる不評判だった...
大杉栄 「獄中記」
...ウイルレムは方々から盛んに不評判を浴びせられてゐた頃で...
薄田泣菫 「茶話」
...私の顏に就いてのうちの人たちの不評判も絶頂に達してゐた...
太宰治 「思ひ出」
...私の友がうちの人たちに不評判でないやうに祈つた...
太宰治 「思ひ出」
...聖アントワンヌの誘惑に對する不評判の屈辱をそそがうとして...
太宰治 「逆行」
...その不評判のたたきも...
太宰治 「惜別」
...前回の不評判にも懲(こ)りずに...
太宰治 「花吹雪」
...宋史全體が不評判なために藝文志も攻撃されるが...
内藤湖南 「支那目録學」
...私自身は不評判な息子なのだからと思ふと...
中原中也 「亡弟」
...サントブーヴは古今独歩の評論家であるが巴里(パリ)大学で講義をした時は非常に不評判で...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...世間の不評判を恐れたかそれつきり泣寢入してしまつた樣子です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...――観衆の間でも彼女が最も不評判だつた...
牧野信一 「競馬の日」
...私達に関する兎角の不評判――例へば...
牧野信一 「武者窓日記」
...気の短い東京ッ子には不評判で...
山本笑月 「明治世相百話」
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