...彼は不精者で、何もやらない...
...不精者になると、体力が落ちる...
...彼女の弟は不精者で、家事を手伝わない...
...不精者にならないように、適度に運動することが大切だ...
...不精者が続くと、何もかもが疎かになる...
...不精者にはだめです...
石井研堂 「元日の釣」
...出たりはいつたりするものを嘲笑(あざわら)つてゐる不精者や利口者よりは...
伊藤野枝 「書簡 大杉栄宛」
...「不精者よ...
太宰治 「誰」
...着物のやつくちに不精者らしくつっこみ...
太宰治 「二十世紀旗手」
...不精者の私は旅館の二階に寝ころがって俳句などを考えていた...
田中貢太郎 「不動像の行方」
...しかしパイプ道楽は自分のような不精者には不向きである...
寺田寅彦 「喫煙四十年」
...不精者(ぶしょうもの)の癖(くせ)で...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...だからこの海千山千の代物(しろもの)が、貰いたての女房のような心意気を見せて、この不精者が、おしろいの手を水仕(みずし)に換えて、輸入のテン屋を排撃して、国産を提供して、おれに味わわせようというのだな...
中里介山 「大菩薩峠」
...これも不精者らしく...
中谷宇吉郎 「異魚」
...不精者の平次はあぶれてばかり居ることでせう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...不精者の八五郎が...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あぶないぞ! あぶないぞ! あぶない不精者故...
林芙美子 「新版 放浪記」
...臺紙(だいし)の一片(ぺん)に目立つた字體で「不精者(ぶしやうもの)」といふ言葉を書きつけて...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...第一あんたみたいな不精者を接待役に擇ぶのが間違ひのもとや...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...不精者のぼくはこれ迄どこへ移るときも...
吉川英治 「折々の記」
...めったに外へ出ぬ不精者でございまするが...
吉川英治 「私本太平記」
...自分が不精者なので...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...私は日常髪を洗うことさえしない不精者だ...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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