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高木貞治 「回顧と展望」
...又不確かと思うなら...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...味方も敵も同じように不確かなものだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...舊譯が不確かで間違で...
内藤湖南 「大阪の町人學者富永仲基」
...いよいよ以て不確かな記述が出て來るのである...
内藤湖南 「章學誠の史學」
...不確かな存在に思われてならなかった...
中島敦 「狼疾記」
...これほど不確かな証拠もありません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...このような不明瞭かつ不確かな諸原理に頼っては...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...我々の不確かな推論や推測には任せられないことだとみなすのである...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...何か實質の無い、不確かなものが、私の希望を絶つてしまつた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...それから急にいかにもその場で咄嗟(とっさ)に思いついたような不確かな調子でお前が云った...
堀辰雄 「楡の家」
...女の記憶が不確かで矢張り発見されなかった...
牧逸馬 「生きている戦死者」
...どうも時間が不確かでいかん...
三好十郎 「妻恋行」
...このような不確かな状態で暮すことをとんでもない事と考えている...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ある神々は疑わしく不確かである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...不確かなら決して早さを伴わず...
柳宗悦 「益子の絵土瓶」
...詳しく尋ねるとどこで終りになるかの不確かな地名とである...
柳田國男 「地名の研究」
...そしてこの不確かな世界に集合してゐる多くの漁夫達を見ると...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
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