...たとえ公務へ伝えた収穫が不確かであっても...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...水供給がその後も不確かなのは救貧院に運ばれて住所が判らないものである...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...又不確かと思うなら...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...信ぜんとする熱烈な欲求――不確かな希望であった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...それらのいずれもが不確かなもので...
豊島与志雄 「白塔の歌」
...この値は不確かであるが...
中谷宇吉郎 「北海道開発に消えた八百億円」
...小使の不確かな記憶ではあるが...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...面倒臭くて不確かな簪(かんざし)などを振り廻さずに...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...非常に弱くて不確かであることが観察できる...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...だが希望は不確かなものであるか...
三木清 「人生論ノート」
...どうも時間が不確かでいかん...
三好十郎 「妻恋行」
...まだ何となく不確かなあやふやな信念をおっかなびっくり示すのでは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...この幸福が不確かであると見るからこそ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...不確かさや粗悪は慎まねばならぬ...
柳宗悦 「工藝の道」
...不確かな英語でおもしろおかしく説明したところ...
柳田国男 「故郷七十年」
...宛も不注意な手で描かれた不確かな意匠かなにかのやうに...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...夢のやうな不確かなものに思はれた‥‥第一にヤンのかうした愛情が長くつゞくであらうか?‥‥彼女はとき/″\彼がこれまでの情婦や...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...鬱屈しストレスに満ちた不確かな時代の空気を割り引いて考えても...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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