...もしか将軍家が御所望になりました場合には……」不昧は即座に答えた...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...不昧は承知して、早速その老中を江戸屋敷に招いた...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...不昧は自分の手で笈の蓋を開き...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...」その言葉が終るか、終らないかするうちに、不昧は早口に、「もはやおよろしいでしょうか...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...不昧の鑑識で、虚堂墨蹟に配せられた鎗の鞘の茶入は、もと京都の町人井筒屋事河井十左衛門の秘蔵で、その頃の伏見奉行小堀遠州は、京へ上るときには、いつもきまって井筒屋を訪ねて来て、「京へ上って来る楽しみは、たった一つ鎗の鞘を見る事じゃ...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...茶人と胃の腑8・25(夕)むかし松平不昧(ふまい)公が...
薄田泣菫 「茶話」
...宗左は相手が不昧公だといふので...
薄田泣菫 「茶話」
...不昧公は江戸の邸(やしき)で遙(はるか)にその噂を聞き伝へた...
薄田泣菫 「茶話」
...そして不昧公からだといつて...
薄田泣菫 「茶話」
...不昧はもう夙くにそれを購つてしまつたのだし...
薄田泣菫 「茶話」
...不昧はこの肩衝の茶入に...
薄田泣菫 「茶話」
...不昧は承知して、早速その老中を江戸屋敷に招いた...
薄田泣菫 「茶話」
...不昧はそれを若狭盆に載せて...
薄田泣菫 「茶話」
...不落不昧、両彩一賽(いっさい)、不昧不落、千錯万錯...
田中英光 「野狐」
...「世の中は不昧因果の小車や」と云う文句を...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...不眠と不昧と、そして転向...
種田山頭火 「其中日記」
...出雲には松平不昧(まつだいらふまい)公という殿様が出ました...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...不昧公熱愛の品であり...
柳宗悦 「民藝四十年」
便利!手書き漢字入力検索