...不日の内に返信してください...
...不日のうちに、面接の結果をお知らせします...
...会議の日時は不日のうちに決定します...
...不日に、商品がお手元に届くと思います...
...不日にお会いできることを楽しみにしています...
...さっそく電報を打っていちばん早い船便で取り寄せる事ににしましたから不日着荷(ふじつちゃくに)する事と思っています...
有島武郎 「或る女」
...不日我を聚珍館に連れ往かんと約せり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...その小林は不日(ふじつ)朝鮮へ行くべき人であった...
夏目漱石 「明暗」
...不日にして大阪の繁昌を得べく」と云わせた予測が実現されかけていた...
本庄陸男 「石狩川」
...拙者は不日(ふじつ)東京にまいるとすると」「いや...
本庄陸男 「石狩川」
...不日、江東の地を平定いたしましたら、かならず御廟を再興して、四時怠らず祭をしましょう」そして、そこを去ると、彼は、嶺の道を、もとのほうへは戻らずに、南へ向って降りて行こうとするので諸将は驚きあわてて、「ちがいます...
吉川英治 「三国志」
...不日天子の称を冒(おか)さんとしている由です...
吉川英治 「三国志」
...そして、なお、「不日、袁紹を破って、丞相がこれに来給えば、徐州ごときは、一日に踏みつぶしてしまわれるであろう」と豪語を放った...
吉川英治 「三国志」
...幸いにも、黄蓋は武具兵粮(ひょうろう)を司(つかさ)どる役目にあれば、丞相だに、諾(だく)! とご一言あれば、不日、呉陣を脱して、呉の兵糧武具など、及ぶかぎり舷に積載してお味方へ投じるでござろう」眼をみひらき、耳を欹(た)てて、曹操は始終を聞き入っていたが、「ふーむ...
吉川英治 「三国志」
...――不日、青龍の牙旗をひるがえした船を見たまわば、即ち、われら降参の船なりとご覧ぜられ、水寨(すいさい)の弩(いしゆみ)を乱射するを止めたまわんことを...
吉川英治 「三国志」
...不日、さらに数十里、ご前進あらん...
吉川英治 「三国志」
...探題の権限において、今晩、謀反人どもを、一網打尽にし、不日、鎌倉表へ差し立てまいらすべし」という、断乎とした事後通牒なのだった...
吉川英治 「私本太平記」
...不日、そちの功はかならず兄上へも達しておく」直義と尊氏とは、つねに一心同体である...
吉川英治 「私本太平記」
...九州、四国も挙げてわが麾下(きか)にあれば、不日(ふじつ)、ごく近々には馳(は)せのぼらん...
吉川英治 「私本太平記」
...もう帰りましたので」「そちの功も、天子に奏上、不日、恩命あらんとある」「して、宋江の処刑は」「いそぎ都へさしのぼせとのご下命だわ、まあ、これを見い...
吉川英治 「新・水滸伝」
...不日(ひならず)...
吉川英治 「新・水滸伝」
...勅使いたる――と聞いて、将軍呼延灼(こえんしゃく)は副将の韓滔(かんとう)をつれ、みずから立って、これを陣門に出迎え、かつ戦果の報告では、「賊どもの生け捕り五百余人は、不日なお宋江、呉用、晁蓋(ちょうがい)らの賊首を搦(から)め捕(と)ッた上で、あわせて都へ送り、都門大衆の中において、首斬ッてごらんに入ればやと存じております」と、誇らかに述べた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...不日の続刊の力を残して...
蘭郁二郎 「休刊的終刊」
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