...不日の内に返信してください...
...不日のうちに、面接の結果をお知らせします...
...会議の日時は不日のうちに決定します...
...不日に、商品がお手元に届くと思います...
...不日にお会いできることを楽しみにしています...
...不日我を聚珍館に連れ往かんと約せり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...不日いづこかにて一覽の上御報告に及び申すべく候(以下略)三月十二日...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...不日南都へ行幸の上御軍議あるべきにつき...
中里介山 「大菩薩峠」
...その小林は不日(ふじつ)朝鮮へ行くべき人であった...
夏目漱石 「明暗」
...不日にして大阪の繁昌を得べく」と云わせた予測が実現されかけていた...
本庄陸男 「石狩川」
...拙者は不日(ふじつ)東京にまいるとすると」「いや...
本庄陸男 「石狩川」
...不日――近々のうちに...
本庄陸男 「石狩川」
...某の品を盗まれたから不日(ふじつ)猫を蒸し殺すと吹聴(ふいちょう)すると...
南方熊楠 「十二支考」
...不日、江東の地を平定いたしましたら、かならず御廟を再興して、四時怠らず祭をしましょう」そして、そこを去ると、彼は、嶺の道を、もとのほうへは戻らずに、南へ向って降りて行こうとするので諸将は驚きあわてて、「ちがいます...
吉川英治 「三国志」
...まだ、喪(も)はふかく秘せられているが、不日、柩(ひつぎ)を奉じて引揚げるか、埋葬の地をさだめて、戦場の丘に仮の葬儀が営まれるであろうと、ささやき合ったりしていた...
吉川英治 「三国志」
...関羽はむなしく立ち帰ると、下(かひ)このかた随身している手飼いの従者二十人ばかりを集めて、「不日、二夫人の御車(みくるま)を推して、この内院を立ち去るであろう...
吉川英治 「三国志」
...――不日、青龍の牙旗をひるがえした船を見たまわば、即ち、われら降参の船なりとご覧ぜられ、水寨(すいさい)の弩(いしゆみ)を乱射するを止めたまわんことを...
吉川英治 「三国志」
...不日に魏国全土を崩壊させてお見せする...
吉川英治 「三国志」
...九州、四国も挙げてわが麾下(きか)にあれば、不日(ふじつ)、ごく近々には馳(は)せのぼらん...
吉川英治 「私本太平記」
...不日(ひならず)...
吉川英治 「新・水滸伝」
...この二人を左右の腕にもてば、たとえ水泊の草寇(こぬすびと)など何万おろうと、不日、きれいにかたづけてごらんにいれる」朝(ちょう)を退出してきた晩の総理邸での話だった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...勅使いたる――と聞いて、将軍呼延灼(こえんしゃく)は副将の韓滔(かんとう)をつれ、みずから立って、これを陣門に出迎え、かつ戦果の報告では、「賊どもの生け捕り五百余人は、不日なお宋江、呉用、晁蓋(ちょうがい)らの賊首を搦(から)め捕(と)ッた上で、あわせて都へ送り、都門大衆の中において、首斬ッてごらんに入ればやと存じております」と、誇らかに述べた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...不日に御参府も候様におもはれ...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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