...彼の服装はいつも不恰好だ...
...彼女は料理が上手だけど、見た目が不恰好で食欲をそそらない...
...彼は不恰好な口実をつけて会議に出席しなかった...
...不恰好な選手たちはすぐにチームからカットされる...
...その商品は不恰好なパッケージデザインのため、売れ行きが悪かった...
...見習士官は不恰好な古い道具を少しばかり据ゑ附けた小さい部屋に住まつてゐる...
アルチバシェッフ・ミハイル・ペトローヴィチ Artsybashev Mikhail Petrovich 森林太郎訳 「死」
...赤黒い不恰好な手が...
石川啄木 「菊池君」
...だから彼はそのような不恰好な身体を大隅に見せることを好まぬだろうと思って遠慮していたのである...
海野十三 「地球盗難」
...その不恰好(ぶかっこう)な洋髪や...
江戸川乱歩 「鬼」
...不恰好(ぶかっこう)な水夫歩きをやっている...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...衣裳を剥げば人形と同じように不恰好な心棒が残る...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...不恰好な一本の樹――それだけしかない...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...そこに幾多の不細工あるいは不恰好が優れた器用と手際との中に巧みに入り乱れ織り込まれて...
寺田寅彦 「津田青楓君の画と南画の芸術的価値」
...顎が括れて一癖ありそうな顔も体も不恰好(ぶかっこう)に肥っていた...
徳田秋声 「黴」
...不恰好に大きく彎曲した二本の支柱も...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...三分の一ほど欠けた不恰好な月がひょっこりと浮び出して...
豊島与志雄 「人の国」
...身体の不恰好なわりに...
豊島与志雄 「掠奪せられたる男」
...果物のうちで不恰好なものといったら凡そ其骨のような枳の如きものはあるまい...
長塚節 「太十と其犬」
...いくら不恰好(ぶかっこう)に作ろうと云ったって...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...不恰好(かっこう)な鼻と...
野村胡堂 「楽聖物語」
...不恰好な頭をかくすと...
牧野信一 「茜蜻蛉」
...あんまり不恰好なものですから...
村山籌子 「あひるさん の くつ」
...頭蓋(ずがい)のあらわな不恰好さ...
山本周五郎 「青べか物語」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??