...不安定な状態にある坑道は...
海野十三 「宇宙戦隊」
...至って不安定なものでした...
海野十三 「壊れたバリコン」
...それはずいぶん不安定な懸釘にかかっているものだということもできるのだ...
モーリス・ルヴェル 田中早苗訳 「或る精神異常者」
...さてこのような完結した不変なる体系がその固定性にも拘らず却って実は如何に不安定なものであるかを注意する必要はないであろう...
戸坂潤 「エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説」
...前項のどうも判っきりしない「社会政策」とか「国民生活の安定」とかいうものをこの国力の概念に混入すると国力という概念は大変不安定なものとなり...
戸坂潤 「社会時評」
...その不安定な混濁した性質の女と...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ドイツの音楽家にして、率直で信実であればあるほど、ますます彼が示すところのものは、ドイツ魂の弱点であって、不安定な根底、柔惰な多感性、率直さの欠乏、多少狡猾(こうかつ)な理想主義、自己を見、あえて自己を正視することの不可能、などであった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...怖気(おじけ)づいた不安定な心を隠していた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...爆薬の方は不安定な化合物の爆発的分解によるもので...
中谷宇吉郎 「弓と鉄砲」
...妙に自分の不安定な地位を考へさせられる頃から...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あたし自身の地位がまだ不安定なときに――どんなにそれが不安定なものであるか...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...不安定な境遇から漸くここまで辿りついて...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...入ってくる博士の一行を不安定な表情で眺めていたが...
久生十蘭 「泡沫の記」
...中心を失ったような不安定な歩きかたをしている...
久生十蘭 「ノア」
...この不安定な肉体を――ほんのちょっとした変化によっても私を最善の状態から最悪の状態へ投げ落とすことのあるこの肉体をひきずって生きて来た!――忍従!――今や私が自分の案内者として選ぶべきは忍従であると人はいう...
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン Ludwig van Beethoven、ロマン・ロラン Romain Rolland 片山敏彦訳 「ベートーヴェンの生涯」
...我々はこの不安定なもの...
三木清 「人生論ノート」
...何となし不安定な様な心のする事である...
宮本百合子 「偶感」
...足場が不安定なので...
山本周五郎 「青べか物語」
便利!手書き漢字入力検索
