...その心が金剛不壊なんです...
田山録弥 「新しい生」
...飽までその金剛不壊な心を保持して行くことが必要なんです』書斎から茶の間に行く廊下の硝子戸を透して...
田山録弥 「新しい生」
...箇の中にその金剛不壊なる全...
田山録弥 「孤独と法身」
...竟に竟に金剛不壊である...
田山録弥 「孤独と法身」
...静かに金剛不壊といふことを思ふ...
田山録弥 「谷合の碧い空」
...既に金剛不壊である...
田山録弥 「谷合の碧い空」
...自然の無関心は、金剛不壊は、いま漸くそのまゝの姿を以て、私の心に続いて来て居るやうになつた...
田山録弥 「谷合の碧い空」
...永久に不壊のものであり...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...その中で永遠に不壊のものと認められる学説は月空の星のごとく少ない...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...神州不壊(ふえ)などという妄信(もうしん)の敵ではないのです...
山本周五郎 「新潮記」
...「おうッ!」と武士は金剛不壊(こんごうふえ)と受け止めたので剣の交叉から瞳をやきそうな火花が散った...
吉川英治 「剣難女難」
...唯これ不壊(ふえ)に精神(こころ)を練り一身の護りとすれば足るのでござる――がしかし...
吉川英治 「剣難女難」
...天下に魏の不壊(ふえ)を示さないのか」と...
吉川英治 「三国志」
...不壊金剛(ふえこんごう)寄手がたの各陣所は...
吉川英治 「私本太平記」
...不壊(ふえ)の権力とみえる物も...
吉川英治 「私本太平記」
...この国とともにある不壊(ふえ)の富士も...
吉川英治 「新書太閤記」
...その不壊(ふえ)の構えに...
吉川英治 「新書太閤記」
...金剛不壊という言葉に似つかわしいほどなどつしりとした...
和辻哲郎 「樹の根」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??