...彼女は不器量な動きで、周りの人たちを笑わせた...
...不器量な体格だったため、スポーツの成績が伸びずにいた...
...不器量な手さばきで、調理中に何度も物を落としてしまった...
...立ち姿勢が不器量だと、疲れやすくなることがある...
...ダンスを始めたいけど、不器量さがコンプレックスだという人もいる...
...あたしはこんな不器量な子だから...
太宰治 「新釈諸国噺」
...女が不器量だと、きまって、「いい目をしている」とか、「いい髪をしている」とか言うものだわ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「ワーニャ伯父さん」
...いるわ」「みんな不器量なんですね?」「すばらしい美人ぞろい...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...不器量な顔と美しい顔をしたあのもう二人とは...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...シャーロットは肥満していて不器量であった...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...ひょっとしたら不器量なほうだったかも知れない』のである...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...あたったのに手答(てごたえ)もなく装(よそお)わるるは不器量(ふきりょう)である...
夏目漱石 「虞美人草」
...「奥様が不器量なら...
夏目漱石 「明暗」
...器量、不器量、好き嫌い、粋無粋(すいぶすい)の数(かず)を悉(つ)くして千差万別と云っても差支えないくらいである...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...お越はあんまり不器量すぎた...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...不器量な赤ん坊のような顔をしているわ...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...不一のクノイチは不器量な女の事不一のハツコウは嫌な男の事ト一のクノイチはよき女人のことト一のハツコウはよき男のこと客の買物の金高によって御馳走(ごちそう)がちがう...
長谷川時雨 「大丸呉服店」
...どんな不器量な女でも...
林芙美子 「秋果」
...おなかの大きい不器量なおかみさんが一人...
林芙美子 「新版 放浪記」
...不器量な顔をほころばせて...
火野葦平 「花と龍」
...不器量(ぶきりやう)な家庭教師の肖像』と書け...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...あのかたは決して不器量じゃないでしょう...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「小フリイデマン氏」
...似ても似つかぬ不器量な...
山川方夫 「歪んだ窓」
便利!手書き漢字入力検索