...彼女は不器量な動きで、周りの人たちを笑わせた...
...不器量な体格だったため、スポーツの成績が伸びずにいた...
...不器量な手さばきで、調理中に何度も物を落としてしまった...
...立ち姿勢が不器量だと、疲れやすくなることがある...
...ダンスを始めたいけど、不器量さがコンプレックスだという人もいる...
...むしろ身嗜(みだしな)みで不器量をカムフラージュしているという方だ...
海野十三 「獏鸚」
...――不器量で蒼白いが...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...あたしはこんな不器量な子だから...
太宰治 「新釈諸国噺」
...大きな顎をした国王と不器量な顔をした王妃とがいた...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...不器量な顔と美しい顔をしたあのもう二人とは...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...しかし自分の幼年時代の追憶の夢の舞台に登場する唯一の異性のヒロインはこのやや不器量で可哀そうな丑尾さんであったのである...
寺田寅彦 「重兵衛さんの一家」
...何(なアん)の沙汰(さた)なしであの不器量な意地(いじ)わるの威張った浪子はんをお嫁にもらったり...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...周囲の人たちも彼女の不器量を気にしていなかったから...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...女は不手際よりは不器量を無念に思う...
夏目漱石 「虞美人草」
...「奥様が不器量なら...
夏目漱石 「明暗」
...しかしいくら不器量の吾輩でも...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...これは念入の不器量...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...不器量な赤ん坊のような顔をしているわ...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...不器量な娘のやうに...
林芙美子 「浮雲」
...おなかの大きい不器量なおかみさんが一人...
林芙美子 「新版 放浪記」
...随分不器量な娘(こ)だつたが...
ボレスラーフ、プルース 二葉亭四迷訳 「椋のミハイロ」
...頬骨の高いどっちかというと不器量な川原の面に湛えられた...
「海流」
...似ても似つかぬ不器量な...
山川方夫 「歪んだ窓」
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