...その代りには一生操(みさお)を立て通しておくれよという意味がこもっているのだしお遊さんもそれは承知であれだけ栄耀栄華(えいようえいが)をしても不品行なうわさはきいたこともないので...
谷崎潤一郎 「蘆刈」
...日頃の不品行な行為の結果が...
谷崎潤一郎 「細雪」
...妙子のような不品行な妹を持ったのは全くわれわれの不面目であって...
谷崎潤一郎 「細雪」
...殊に不品行な女には...
豊島与志雄 「或る男の手記」
...不品行などという影は少しもなく...
豊島与志雄 「或る男の手記」
...それらの不品行な娘たち...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...不品行なこともしません...
豊島与志雄 「南さんの恋人」
...夫婦家を同うして夫の不品行なるは...
福沢諭吉 「女大学評論」
...初めよりその不品行なるを知り...
福沢諭吉 「日本男子論」
...不品行な事は出来ない...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...その結果は不品行な女も少くないといふ事である...
正岡子規 「病牀六尺」
...彼が前に述べている3)結婚前の不品行な生活から説明され得よう...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...ありのままに振舞う人や徹頭徹尾不品行な人の態度よりも...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...剖葦はその前生に不品行な娘だったという...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...その他経済上の問題や夫の不品行なぞが問題になったりして...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
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