...日本のような外国書籍の供給が不十分な国では...
内田魯庵 「灰燼十万巻」
...不十分なデータで推理を行うと危険だといういい一例だ...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 海野十三訳 「まだらのひも」
...水は不十分な方法で泉から運ばれた...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...1853年7月の初めにコレラがイングランドに再出現した2月前にホイットル・ディーン水道会社はその主要な水源が人口および種々の工場の需要に不十分なことを知り...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...唐代の肖像の特色を研究する資料としては猶ほ不十分なる點あり...
内藤湖南 「日本の肖像畫と鎌倉時代」
...ほんとうは五十六年ではまだ不十分なので...
中谷宇吉郎 「農業物理学夜話」
...これではまだ不十分な点が沢山あるのであるが...
中谷宇吉郎 「雪」
...その発育不十分な...
葉山嘉樹 「牢獄の半日」
...つまり不十分な寝場所と暖房とについては...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...解説の不十分なところは...
原田義人 「「世界文学大系58 カフカ」解説」
...この答えでは不十分なのである...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...今の帝室費をはなはだ不十分なるものと思い...
福沢諭吉 「学問の独立」
...密集せる人口と不健全な不十分な食物を数えるべきであるというのは...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...労働者の名目労賃の騰貴にもかかわらず彼が不十分な生活資料しか得られないという事実によって...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...不十分ながらある程度まで目標どおり進み得ました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...素養が不十分な上に...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...翁の新しい医学の上の智識には頗(すこぶ)る不十分な処がある...
森鴎外 「カズイスチカ」
...どうも不十分なものが多かった...
柳田国男 「故郷七十年」
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