...「下野している」- 落ち込んでいる様子を表現する...
...「下野した政治家」- 政治家が選挙で落選したことを表現する...
...「下野の地」- 路線や観光地などで、地下や地表に向かって位置が低いことを表現する...
...「下野のごとく」- 失脚や崩壊が急速に進むようすを例える...
...「下野志向」- 政治家などが選挙に負けたり、失敗を重ねたりして、自信喪失し政界から引退することを意味する...
...萬延元年二十歳では竹内下野守に隨つて歐洲へ使したこともある...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...下野(しもつけ)などが現れます...
柳宗悦 「手仕事の日本」
......
柳田國男 「地名の研究」
...恋しくばたづねて来(きた)れ下野(しもつけ)の那須のことやの綾織りのいけそれで夫が...
柳田國男 「日本の伝説」
...下野にも上総にもいろいろの遺跡はあるが...
柳田国男 「雪国の春」
...下野(しもつけ)の宇都宮(うつのみや)から音信があって三郎兵衛の病臥(びょうが)を知らせて来た...
山本周五郎 「日本婦道記」
...斎藤下野斎藤下野(しもつけ)はおそるおそる主君と貴賓の前にすすんで行った...
吉川英治 「上杉謙信」
...たとえば、貴国へはそれがしのような小男を遣わされたように」二の句も出ずに、伝右衛門が口をとじていると、下野はなお、「身長をおたずねでござったが、こう見えましても、それがしは五尺にわずか一寸ぐらいしか不足ではござらぬ...
吉川英治 「上杉謙信」
...それから、片目はどうしてつぶれたかとか、足はどこで跛行(びっこ)になったかなどと、露骨にたずねたが、下野の答えは、機智縦横でしかも相手を不快にさせない程度に自己の見識と鋭さを持っていた...
吉川英治 「上杉謙信」
...たったいま敵国の使臣斎藤下野...
吉川英治 「上杉謙信」
...すでに斎藤下野の一行が...
吉川英治 「上杉謙信」
...「…………」それまでは、ともあれ、血まなこを帯びて、物音に耳を欹(そばだ)てたり、逃げ口をさがしていた人々も、下野の一言に、各、悲痛な唇もとをむすびながら、「敵を待って、斬死(きりじに)か!」最後の肚を極めたらしく、下野に倣(なら)って、いずれも、どかと、落葉の中に腰を下ろした...
吉川英治 「上杉謙信」
...上野(こうずけ)下野(しもつけ)両国の曠野(こうや)は...
吉川英治 「私本太平記」
...下野(しもつけ)から国元の人数およそ百五十騎が追ッついて来た...
吉川英治 「私本太平記」
...当国の下野城(しもつけじょう)の城主だった...
吉川英治 「親鸞」
...下野(しもつけ)の山々も...
吉川英治 「親鸞」
...下野に帰っていたのだ...
吉川英治 「平の将門」
...それゆえに彼は、十一月の末以来、常陸へ攻め入り、官衙穀倉を焼き払い、貞盛、為憲を追い、転じて、破竹の勢いで、上野、下野、相模、武蔵、伊豆、上総と、いたる所の国庁を占領し、降人を容れ、軍の威容を、数十倍にもして、ここに凱旋しながらも――またこの大祝典を挙行しながらも――それを悔いる気もちのほうがしきりであった...
吉川英治 「平の将門」
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