...「下野している」- 落ち込んでいる様子を表現する...
...「下野した政治家」- 政治家が選挙で落選したことを表現する...
...「下野の地」- 路線や観光地などで、地下や地表に向かって位置が低いことを表現する...
...「下野のごとく」- 失脚や崩壊が急速に進むようすを例える...
...「下野志向」- 政治家などが選挙に負けたり、失敗を重ねたりして、自信喪失し政界から引退することを意味する...
...彼は翠微を展望しつつ傍をかえり見ていうには「下野の山川は風光明媚だが...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...安房、上總、下總、相模、武藏、上野、下野、常陸が所謂關八州也...
大町桂月 「鹿野山」
...ただちに下野国さして御進発...
太宰治 「右大臣実朝」
...下野どのゝお考(かんがえ)では...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...「下野守どのはどうなされた」と小姓におたずねなされましたところに...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...いよいよ武田先生下野(げや)...
三好十郎 「斬られの仙太」
...霞亭と凹巷とが江戸を離れて下野国(しもつけのくに)に入り...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...斎藤下野について...
吉川英治 「上杉謙信」
...下野の風采(ふうさい)というものは...
吉川英治 「上杉謙信」
...斎藤下野は悪びれるふうもなく...
吉川英治 「上杉謙信」
...たとえば、貴国へはそれがしのような小男を遣わされたように」二の句も出ずに、伝右衛門が口をとじていると、下野はなお、「身長をおたずねでござったが、こう見えましても、それがしは五尺にわずか一寸ぐらいしか不足ではござらぬ...
吉川英治 「上杉謙信」
...それから、片目はどうしてつぶれたかとか、足はどこで跛行(びっこ)になったかなどと、露骨にたずねたが、下野の答えは、機智縦横でしかも相手を不快にさせない程度に自己の見識と鋭さを持っていた...
吉川英治 「上杉謙信」
...――それを熟知している斎藤下野は...
吉川英治 「上杉謙信」
...片目のわるい下野は...
吉川英治 「上杉謙信」
...近年では犬山城の下野守信清(しもつけのかみのぶきよ)と通じて...
吉川英治 「新書太閤記」
...下野(しもつけ)の城主国時(くにとき)と...
吉川英治 「親鸞」
...「御献上の下野鹿毛...
吉川英治 「平の将門」
...永年の間、下野一帯の治安、警察、徴税の監察などに当って、秀郷一族がこの地方に培(つちか)って来た勢力は、いよいよ彼が将門征伐に起つとなった時、初めて表面に現れた...
吉川英治 「平の将門」
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