...「下野している」- 落ち込んでいる様子を表現する...
...「下野した政治家」- 政治家が選挙で落選したことを表現する...
...「下野の地」- 路線や観光地などで、地下や地表に向かって位置が低いことを表現する...
...「下野のごとく」- 失脚や崩壊が急速に進むようすを例える...
...「下野志向」- 政治家などが選挙に負けたり、失敗を重ねたりして、自信喪失し政界から引退することを意味する...
...大抵は入り替り立ち替りで暫くも止まることは無いが下野の矢板の在から來た人が長逗留をした...
長塚節 「竹の里人〔一〕」
...下野太平山か! やれやれっ! (使者とすぐそこですれ違ったらしい前出の早田が門内の道をトットと走って出て来る)おお早田! また水戸へか! 本隊は太平山だぞ!早田 ウム...
三好十郎 「斬られの仙太」
...東部下野(しもつけ)は自分の家に関係があるからしばしばその旧記に目を触れているが...
柳田国男 「家の話」
...柳田家は寛文年間まで下野の烏山にいたが...
柳田国男 「故郷七十年」
...『将門記』などを読むと、俵藤太は近江の出身で、下野で成功し、そしてそこを根拠として将門討伐をしたわけである...
柳田国男 「故郷七十年」
...常陸東茨城郡圷村(右岸)下野那須郡下江川村大字藤田字阿久津(支流荒川左岸)同 同 両郷村大字木佐美字阿久津(支流左岸)同 同蘆野(あしの)町大字豊原字塩阿久津(支流黒川左岸)同 同 那須村大字湯本字阿久戸(本流左岸)同 同 高林村大字板室(いたむろ)字阿久戸(同上)上流二所の阿久戸は海面よりはるかに高くかつ砂地であるらしいから...
柳田國男 「地名の研究」
...久しく四方を巡って近ごろ下野の大日窟にいたが...
柳田国男 「山の人生」
...下野は、片眼を、ちらと、貴賓に向けて、「おたずねを賜わって、畏れいりまする...
吉川英治 「上杉謙信」
...下野は、たたみかけて、「おそらく、お館のさしずではなく、出先にある甲州の将士が、無断の乱暴と存ぜられますが、あの一儀は、実に、わが上杉家と親睦のちかい固き武田家の御名のために、深く惜しまずにはいられません」「いや、割ヶ嶽を攻めたは、信玄のさしずじゃ...
吉川英治 「上杉謙信」
...こんな卑怯なことばを下野ともある者の口から聞こうとは誰も予期していない...
吉川英治 「上杉謙信」
...――下野も黙然と信玄の顔を見ているらしかった...
吉川英治 「上杉謙信」
...下野の言が終るか終らぬうちその巨躯をぎしと床几(しょうぎ)から上げて...
吉川英治 「上杉謙信」
...下野国の御厨にいたことはないか」「いいえ」「御厨ノ牧にいたことも」「ありません」「では...
吉川英治 「私本太平記」
...下野(しもつけ)へ...
吉川英治 「私本太平記」
...下野ノ牧の馬やら...
吉川英治 「平の将門」
...下野(しもつけ)の国々である...
吉川英治 「平の将門」
...下野の田沼へ行くぞ...
吉川英治 「平の将門」
...それから片品川に沿うて下野の方へ越えて行く...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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