...蟄居(ちっきょ)の身分に在(あ)るとも下総守殿通行の途中へ罷(まかり)出で御処置を相伺い見込の趣き申立て...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...第二殿が下総香取(しもうさかとり)の明神と申すことでござりまする」案内をかねて...
中里介山 「大菩薩峠」
...「下総の、小金ヶ原の、一月寺というのへ行ってごらんになると、今でもあの門前に石碑(いしぶみ)が立ってございます、わたくしには読めませんが、読んだ人の話によりますと『骨肉同胞たりと雖(いえど)も、案内人無くして入ることを許さず』と刻んであるそうでございます...
中里介山 「大菩薩峠」
...下総(しもうさ)へなびく」「馬鹿野郎」「へッへッ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...それから夜通し歩いて下総の古河へ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...……下総の古河で実高十二万五千石...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...ここ下総市川の里に卜居して残花の午下りを...
正岡容 「旧東京と蝙蝠」
...二十一年磐が下総国佐倉に徙(うつ)つた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...下総(しもうさ)のもので国へ帰るのだが...
森鴎外 「雁」
...香以は下総国千葉郡寒川の白旗八幡前に退隠した...
森鴎外 「細木香以」
...下総に移ってからの作であるが...
柳田国男 「故郷七十年」
...下総守氏長の妻として...
山本周五郎 「日本婦道記」
...下総(しもうさ)のくにでは指折りの大地主であり...
山本周五郎 「風流太平記」
...「私は戸田下総守の家臣で...
山本周五郎 「風流太平記」
...下総の多々羅や印旛沼附近は...
吉川英治 「随筆 新平家」
...もう下総の辺りとは...
吉川英治 「平の将門」
...下総(しもうさ)の国府までかかると...
吉川英治 「源頼朝」
...船にして今は夜明けつ小雨降りけぶらふ崎の御熊野(みくまの)の見ゆ下総犬吠岬にて...
若山牧水 「なまけ者と雨」
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