...幾千年の昔からこの春の音で打ちなだめられてきた上総(かずさ)下総(しもうさ)の人には...
伊藤左千夫 「春の潮」
...手紙は下総佐原から来たのであった...
豊島与志雄 「運命のままに」
...これが講武所の下総守だな...
中里介山 「大菩薩峠」
...下総(しもうさ)から三月前に来たばかりという...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...下総の古河といえば...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...下総国大貫村にお里という美しい娘があり...
正岡容 「我が圓朝研究」
...妻は下総国(しもうさのくに)佐倉の城主堀田(ほった)相模守正愛(まさちか)家来大目附(おおめつけ)百石岩田十大夫(いわたじゅうたゆう)女(むすめ)百合(ゆり)として願済(ねがいずみ)になったが...
森鴎外 「渋江抽斎」
...私が暫く下総に行っておって...
柳田国男 「故郷七十年」
...下野那須郡那珂(なか)村大字三輪字禰柄蒔(ねがらまき)同 同 下江川村大字熊田字ネガラ町常陸多賀郡華川村大字花園字根加良満里下総海上郡椎柴村大字塚本字根柄町同 香取郡神代村大字小貝野字ネガラミ武蔵都筑郡新田村大字新羽(にっぱ)小字根久留見同 南多摩郡加住村大字北大沢字根搦(ねがらみ)相模中郡南秦野(みなみはだの)村大字平沢字根搦などというのは...
柳田國男 「地名の研究」
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柳田國男 「地名の研究」
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柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...下総の利根(とね)川べりに来て見ると...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...徳田家は下総屋の顧客で...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...「戸田家の中老です」戸田下総守(忠諏)はそのときの甲府城支配である...
山本周五郎 「風流太平記」
...兼松(下総)どの...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...そこがやっと主流で、いわゆる、下総、常陸の国境をなす毛野川(今の鬼怒川)の大河であり、新治(にいばり)、常陸の平野と、筑波の山が、彼方に見える...
吉川英治 「平の将門」
...下総(しもうさ)の松戸の宿場...
吉川英治 「旗岡巡査」
...コノ下総原ニ一茅(ボウ)ノ屋(オク)ト田ヲ獲...
吉川英治 「宮本武蔵」
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