...利位は下総古河藩第十世の藩主である...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...おぬい 噂に聞けば半次郎兄さんは、下総の飯岡で、たいした親分とかを斬りに行き、多勢の人に傷をつけ、逃げ歩いていると云うけれども、それもこれも、お友達が悪いから...
長谷川伸 「瞼の母 二幕六場」
...下総の犬吠岬まで走ったところで西北の風に追い落され...
久生十蘭 「藤九郎の島」
...井上は下総国高岡の城主である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...二十一年磐が下総国佐倉に徙(うつ)つた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...本多下総守俊次(ほんだしもうさのかみとしつぐ)に仕えた...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書」
...下総から東京に出て...
柳田国男 「故郷七十年」
...播州から下総へ来て間もなく...
柳田国男 「故郷七十年」
...話が多岐にわたって相済まぬが上総(かずさ)・下総(しもうさ)で峠と書いてヒョウというのは標の音である...
柳田國男 「地名の研究」
...下総(しもうさ)の利根(とね)川両岸の谷原には...
柳田國男 「地名の研究」
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柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
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柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...下総半国もつづいているかと思われる小金ヶ原の果(は)てなき野道を...
吉川英治 「剣の四君子」
...下総(しもうさ)香取(かとり)の両(りょう)神社に...
吉川英治 「神州天馬侠」
...荘田下総守といえば...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...良兼が為に、人を損じ、物を掠(かす)めとられたる次第は、つぶさに、下総の国庁より、さきに、解文(げぶみ)を註して、言上せり...
吉川英治 「平の将門」
...新皇が即位されながら、王城の地も定まらないでは」「いや、王城は、下総国、亭南の地とする...
吉川英治 「平の将門」
...下総(しもうさ)の松戸の宿場...
吉川英治 「旗岡巡査」
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